ちょくちょく参加している神戸中央市場の料理教室、今回はベトナム料理研究所主宰・ユキ先生に教えていただくベトナムの教室で、ほぼ1年前以来の僕は2回目です。
さっぱりとしたインディカ米に炒めた貝やハーブ、ピーナッツ、ごまなど様々な具を乗せて貝のスープをかけて食べるベトナム中部の古都フエの料理です。
・カインガーチンヌクマム(揚げ手羽のヌクマムソース)
ベトナムの魚醤ヌクマムを使ったタレさえあれば、簡単に作れるご飯にもビールのお供にもよい定番の一品です。
・バインフランスアダック(ベトナムの練乳プリン)
練乳を使ったプリンにはベトナムコーヒーとクラッシュアイスをかけて食べます。 苦味が甘いプリンにぴったりのデザートです。
段取り的には、時間がかかるプリンの作り方説明から実習、続いてその他2品の作り方説明と実習という順番でした。
普段あまり使わないような調味料について色々教えていただけて、楽しくためになります。左は前回も先生が勧められていたフーコック・フィッシュソース・ヌクマム。いわしと食塩だけで作られているそうで。
このベトナムコーヒードリッパーは、先生が日本のフリーマーケットで購入されたもの。所有者は、なんのために使うものかわからなかったそうですw
付け合わせのライムをカットする際にわざと中心を外して切れば、櫛形が薄めになって絞りやすく、種を除きやすいという小技を伝授。
こちらが4人一組で作った実習後の完成品で、デザートのプリンは後ほど。ベトナム料理はやっぱり野菜たっぷりですね。左上は初めて知った「バタフライピー」というブルーのお茶。
コム・ヘン(貝のスープご飯)に使った貝は、シジミとあさり。水・しょうが・酒で軽く蒸し煮し、口が開いた貝を取り出してスープとします。貝の身はとりだして、野菜や薬味などとともにご飯の上に載っけます。好みでエビみそ・サテ醤などを加えてグワーッと混ぜていただきます〜
貝のスープは最初からかけても、途中からかけて味変してもOK。野菜は嵩が減るのでたっぷり摂ることができて、「野菜多めな具だくさんスープ茶漬け」みたいな感じでした。クラッシュしたピーナツとクルトンがいいアクセントに。
カインガーチンヌクマム(揚げ手羽のヌクマムソース)の、手羽の下味つけと揚げは僕が担当しました。ちゃんと火が通るように揚げるだけなので特に難しくもなく、他の方が作ってくれたタレを絡めて盛り付け。たっぷり野菜とともに手づかみでいただいて、あーこれはビールが欲しいなあ。
デザートのプリンは、底から順にカラメル(僕担当)/4人分でチューブの練乳丸々一本+砂糖+牛乳+玉子で作ったプリン/ブラックのベトナムコーヒー。むっちゃ甘いだろうと思ってましたが、コーヒーがいい仕事しててとてもいい感じ。途中からベトナム式に砕いた氷と一緒に食べたら、よりいっそうおいしかったです。
今回も色々ためになったしおいしかったし楽しかったです。…などと小学生の作文みたいな感想ですが、この料理教室はほんとにいいですよ〜
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