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伊勢宮川の里「鄙茅/ひなかや」(三重県多気郡多気町)

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諸事情により、伊勢方面に行ってきました。
 

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これまた諸事情により、伊勢宮川の里「鄙茅/ひなかや」でご馳走になることになりました。地名だけではどこだかさっぱりわかりませんが、伊勢神宮の西・松阪の南に位置します。


 

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敷地面積は一万坪だそうで、そこにこの茅葺きの建物を建て、周囲の景色を楽しみつつ会席料理をいただくという趣向。
 

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丁度梅の咲き始め。お店の前には宮川という川が流れ、ロケーション抜群。自然に囲まれていることがいかに豊かであるかを実感させてくれます。
 

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その環境を生かした店内が素晴らしい。
 

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囲炉裏付きの個室もあります。
 

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今回は二階の個室で、総勢6名でした。
 

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個室とは言っても川側の眺望は開けており、景色を眺めながら会食ができます。夜ならこの景色は見えないので、昼間に来るほうがいいのかも知れません。
 

およばれだったので、どのコースでいくらだったのか、また食事をしながらの会話が目的だったので、料理の内容はちゃんと記録できていません。以下の写真でいかに素晴らしかったかご想像くださいw
 

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先付・ほっき貝/アスパラガス/フルーツトマトなど
 

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サイトでのメニューでは煮物になっていますが、実際には椀物でした。当然ですが、おだしが上品。
 

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いずれもおいしかったお造り。この料理に限らず器が凝っていました。必ずしも6人全て同じ器ではなく、違っていることで会話も弾みます。
 

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メニュー上では箸休めにあたるんでしょうか、蓮根まんじゅうにあれやこれや。
 

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八寸は、軍艦ばり重量級の大皿というか陶板で6人分盛りで登場。サービス係さん、重くて大変だったでしょう。しかし、苦労し甲斐ある春いっぱいの見事な盛りつけです。
 

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よくもまあこんなにちまちまと、きれいに盛りつけられるもんです。小さなお稲荷さんが入ってたりして、楽しい楽しい。ますます酒が進みます。
 

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お店の母体は慶応元年創業の魚屋さんで、鮎の甘露煮が有名だそうです。だからといって、この季節にもかかわらずオプションで鮎の塩焼きが出てきた時はちょっと?に思いましたが、食べてみたらムチャうま。ひょっとしたらこれまでの鮎の塩焼き最高峰かも知れません。この季節でこうなら、旬だったらどんだけなんだろか。
 

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メニュー的には焼物(焼魚)。左に添えてある「胡桃かつお」がおいしかったので、おみやげに買って帰りました。
 

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お味噌汁とお漬けものが出てきて、そろそろフィナーレです。
 

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でっかい土鍋の蓋をあけると、ホタルイカとエンドウ豆のご飯。シンプルで早春のおいしさが一杯です。
 

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中に甘さ控えめなアンが入ったよもぎ餅で〆。

景色を眺めお店の空間を楽しみ、おいしい料理を目でも舌でも味わいながら楽しく過ごせたひとときでした。本当に贅沢。お誘いいただいた方は、田舎で・山の中で・なんにもなくて、などとおっしゃいますが、とんでもない。唯一の欠点?は車じゃないと来れない場所なので、運転するなら飲めないことだけで、あとはもう完璧。お招きいただいたのでお勘定はわかりませんが、総体的な価値を考えたらすさまじいコストパフォーマンスです。何事もどんどん変わっていく日々から離れ、非・都会の豊かさをひしひしと感じさせられました。また来たいです、当然!

{お店データ}
住所:三重県多気郡多気町相鹿瀬615
営業時間:11時半~15時
17時~21時※夜は2日前までの完全予約制
定休日:水曜、年末年始
 

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