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フェス活動じゃなくてもちょくちょく来ている「大力」には3ヶ月ぶり。義母と妻との3人で12時ちょい過ぎの到着、予約が入ったりして13時前には売り切れになっていたのでラッキーでした。
お昼の定食は(というかこれしかない)12時から14時までの売り切れ終い。お惣菜とメインの食材は月曜金曜の週2回内容が変わります。
主菜は出来上がりが食べられるよう注文があってから作るので、少し時間がかかります。いつも通り年季の入った落ち着ける店内で、出来上がりをゆっくり待つのもまたここでの楽しみの一つ。
しばし待って大力のランチのお目見え。派手ではないけれど品良くシュッと整っていて、「さあどうぞ」と語りかけてくるような見かけです。
だし巻き・ここの名物そばずし・自家製お漬け物は、ランチのレギュラーメンバー。このそばずし、好物なんです。上は柿と栗の白和え、大根と豚ミンチのゆずこしょう煮。何気ないように見えて季節感と一工夫が込められています。本来ならこれをアテに一杯やりたいところですが、今は我慢我慢。
主菜のヒレカツはフツーのように見えてそうではなくて、とんかつ専門店並みの肉質の良さと味わい。揚げたてなので余計においしく感じます。そしてこの日一番印象に残ったのが、和風酒粕シチュー。具はさつまいも・じゃがいも・キャベツ・にんじんで、この時期酒粕を使うのはまだ早いんやないかと思ったけれど、全然そんなことない。野菜の甘味と酒粕のいい意味でのクセ、それらをまとめる生姜汁とのマッチングに、酒粕ってこういう使い方もあるんやととても勉強になりました。全部おいしかったけれど、これはお椀で欲しかったなあ。
このままいけば来月はお店で飲めそうなのですね。大力さんには改めてランチに来たいし、初めての夜営業にもいずれぜひ来てみたいです。
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