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並んだ甲斐があった「すし寛」(大阪・飛田本通商店街)

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飲み食い仲間のこばやしさんからお誘いがあって、えて吉さんとの3人で大阪・飛田本通商店街の1954年創業「すし寛(かん)」に行くことになりました。飛田に来るのはいつ以来だろ。話に聞いていたとおりカラオケだらけでえらく雰囲気が変わっていました。
 

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16時開店なのに、集合時間は15時過ぎ。なんでなんかなあと思いつつその時間に行ってみたら、店の前に椅子が二脚おいてあって僕がポールポジション、まもなくえて吉さんが来て二人で椅子に座って開店を待つことに。
なんでこんな早くから並ぶのかと思ったら、前回こばやしさんとえて吉さんとで来た時は開店45分前でギリギリ一巡目入店だったとか(前回も今回も土曜日)。たまたまこの日は開店即満席にはならなかったものの、予約を取らないので一巡目で確実に入るには早めに来るしかないという訳でした。ほどなくこばやしさんも到着、少し待って無事トップで小上がり席に案内してもらえました。
 

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店内のホワイトボードにはメニューがいっぱい。お寿司屋さんなので当然握り単品とか盛り合せもあるんだけど、これだけ旨そうなのが並んでて三人いるんだから、アテガンガン頼んで飲むのが正解。むっちゃ楽しみ〜
 

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まずは早めに出てくるものからスタート、その1はアジ(稚アユだったかも?)の南蛮漬け。甘過ぎない南蛮漬けはビールにぴったり。特に夏場は酸味がよく似合いますねえ。
 

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早めに出てくるものその2は、一見ポテサラみたいですが鱧の子の卵とじ。ふんわりした炊き加減で、とても上品な薄味でした。なるほどここはいい店だと早くも実感。早速日本酒とのチャンポンスタートです。
 

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3人とも大好きなうなぎの白焼きは、蒸してから炙ってあって、お箸でつかむのに崩れないよう気を使う必要ありの柔らかさ。鰻専門店にも引けを取らない極上の白焼きでした。
 

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ひとめ見ただけで新鮮さがわかるアジの生ずしは、ネタの良さを活かす浅めの漬け加減。生姜も茗荷もどちらもよく合う夏の味わいでした。
 

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僕リクエストの赤貝のぬた。ぬた好きなんです、赤貝も(おいしいのは)好きなんです。
 

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えて吉さんが食べたがってたんだけど高そうだからと躊躇してたオコゼの造りは、せっかくだから注文しようよということに。久しぶりに食べる強面の高級魚、フグとはまた違った薄造りの味わいが格別で、思い切って注文して良かったです。残ったアラは赤だしにしてもらいました。
 

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お寿司を全然食べてなかったので、アテにもなる焼ハモの箱寿司。シャリが日本酒にもよく合います。
 

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ここでドカーンと豪勢にハモと松茸の天ぷら。メニューに値段が書いてないのでビビるところですが、これも思い切って注文して大正解な豪華かつ豪快な味わい。もうお勘定より食欲優先で、なんかもうどうとでもなれって気分ですw
 

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煮詰めが塗られた玉子焼で〆。お寿司も食べたかったけど、これだけおいしいものをたっぷり食べまくったんでもう限界です…

てことで、楽しみなような不安なようなお勘定タイム。その総額は…

なんと3人分で18000円弱!

欲望のままに食べたいものをたらふく食べ、飲みたいお酒を好きなようにいっぱい飲んでこの価格とは、なんか間違ってるんやないかと思わずにはいられませんでした。ただ安いだけでなく内容もハイレベルで、信じられないコストパフォーマンス!
 

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開店前に外で待っている間に冷たいお茶を振る舞ってくれた女将さんは、店内でもきびきびチャキチャキ明るいさばきでとてもいい方でした。まさに「飛田に名店あり」、並んででもぜひぜひ再訪したいお店でした。誘ってくれたこばやしさんに感謝します。

{お店データ}
住所:大阪市西成区太子1-15-2
電話:06-6641-6654(予約不可)
営業時間:16時〜22時半
定休日:月曜
 

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