一つ前のエントリで書いた福井のトミーの前日に、だいこんさん・えて吉さん・僕の3人は金沢へ前のりしていました。ところが、出発前に店を調べて予約しようとしたら、満席だらけ。10軒以上振られまくりでさすがにそれ以上探す気がなくなり、それなら到着後すぐの昼は回転寿司に行こうと思ったら、そこも満席でお昼の受付終了でしたorz
で、都合よく近くで見つかったのが、金沢名物おでんの店「あまつぼ」。たまたま席が空いて入店決定、昼飲み難民にならずにすみました。
「金沢おでん老舗五十年会」というのがあるそうで、僕らが行ったのは金沢駅すぐそばのクロスゲート店で、兼六園近くにある本店は1963年創業だそうです。
以前別のお店で金沢おでんを食べたことがあります。代表的なネタは車麩でしょうか。ばい貝とかカニめんもどき(カニを模した練り物)も珍しいですね。
手始めの金沢おでん盛(1980円)は、大根・ばい貝・つみれ・車麩・赤巻・真ん中のが金時草(きんじそう)麩。最初だけビールで、その後は燗の日本酒にチェンジしました。寒かったし、やっぱりおでんだと燗酒飲みたいし。ネタをそれぞれ分け分けして楽しんでの三人そろっての感想は、とにかく出汁がおいしいなあと。
北陸の珍味三種盛(980円)は、ホタルイカ沖漬け(富山・滑川)/イカ黒作り(能登・輪島)/ふぐのぬか漬け(加賀・美川)。こんなん出てきたらますます日本酒飲むしかない。
おでん追加は、豆腐・厚揚げ・大根・玉子。特別じゃないネタでも、出汁がいいからどれもおいしくいただけます。
ここで一番最初に注文していた香箱ガニのカニ面(2580円)がドーンと登場。カニ面とは、香箱ガニを身出ししてから甲羅に詰めたもので、身以外に内子・外子も入っています。注文してから身出しして詰め直し、その後おでん出汁で軽く茹でるので時間がかかるんですね。カニのうま味におでん出しが加わって、こりゃまた日本酒が進みます。
メニュー見たとき、イカげそ唐揚げおでん(780円)ってなんじゃらほいって思ったんですが、げそ唐揚げにおでん出汁をかけて大根おろしが添えてあるんですね。天ぷらを天つゆでいただく感じで、なるほどこの食べ方もいいです。
最後はがんもで〆。昼間っからビールもお酒もしっかりいただいて、お勘定は3人分で13750円でした。
きっかけとしては行こうとしていたお店の代役でしたが、どっちみち金沢おでんはどこかで食べるつもりだったし、だしもおいしくゆったり飲み食いできていい選択でした。駅から近いし今回の宿にも近かったので、この後ホテルにチェックインしていったん各自休憩もできましたしね。
{お店データ}(クロスゲート店)
住所:石川県金沢市広岡1-5-3 クロスゲート金沢 2F
電話:076-254-5088
営業時間:11時~22時
定休日:水曜
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