(上の写真は使い回しです)ほぼ毎年恒例の冬のトミーツアーに行ってきました。昨シーズンに続き、金沢に前泊しただいこんさん・えて吉さん・僕の3人と、*あきこ*さん・ラクサさん・こばやしさんの当日組3人が福井駅で合流…のはずだったのに、僕の段取り間違いでいつもより遅い時間にトミーで合流になってしまいました。福井駅で時間を潰すためにビール飲んで&ワイン飲んでだったので、すでに軽く酔っておりました…
マダム・二代目シェフ・三代目シェフと4月以来のご対面。まずはいつもどおりオードブルの盛り合わせと、ビールや樽出しスパークリングワインで乾杯〜!特に真ん中のきのこを使ったテリーヌのようなもの、右の干し柿とクリームチーズを巻いたものが印象的でした。
二番手にいきなり登場のセイコガニグラタンは、例によってカニの殻から取ったフォン入りのベシャメルの中に、身・内子・外子がいっぱい入ってて超ウマウマ。この辺から白ワインも加わって早くもおいしさ全開モードです。
そして、今回の一番のお楽しみ(その他もなんだけど)はセイコガニコロッケ。調べてみたら初めて食べたのが7年前、コロナで来れなかった2020年以外は、毎シーズン食べに来ています。
セイコガニグラタンはお取り寄せできるけど、これは揚げ物なのでここに来て食べるしかないんですよね。コロッケの中には、こちらもセイコガニの身・内子・外子がアホほど詰まってカニ以上にカニ。毎回思うんですが、全部手作業で剥いていくってなんて手間がかかってるんやろうと感心するというか呆れるというか、本当に頭が下がります。年に2ヶ月弱しか味わえないこれらのスペシャリテ、是非味わっていただきたいものです。(といっても今シーズンはまもなく終わり)
トミーのレギュラーメニューはかなり食べ尽くしている僕の、数少ない未食メニューだった魚フライのリクエストがこばやしさんから出て、僕も嬉しや。
魚の種類は日によって変わるそうで、この日は鯛。写真では分かりにくいんですが、すごくでかくて厚みがぶっとい。よくあるタラのフライなんかと違うのは一口食べれば明らかで、香り・味ともに、やっぱり鯛って魚の王様なんやなと改めて実感するうまさ。ここでは初めてだったこともあり、今回一番印象に残った一皿でした。
肉類のカツを何にするかメンバーの意見を聞いたところ、これもこちらのスペシャリテ・ポークベロアがいいと。いつもあるメニューではないので出来るかどうか訊いてみたところオッケーでした。で、このあたりから赤ワインにチェンジ。
(断面写真撮るのを忘れていたので、上の写真は以前撮ったのの使い回しです)ノーマルでも十分おいしいポークカツに、牛タン入りベシャメルを抱かせて揚げてあります。口の中で豚肉のうま味と牛タン入りベシャメルのうま味が混ざり合って、そこにトミーのむちゃウマビターなデミグラスソースが加わるというスペシャルなおいしさ。これ、大好きなんです。傑作。
トリを飾るのは、ここに来たら外すわけにはいかないビーフシチューとタンシチュー。トミーに来たら毎回注文してるし、お取り寄せもしているので今まで何回食べてるかわかりません。あまり軽々しくこの言葉は使いたくありませんが、何度食べてもやはり「絶品」。トミーに通うようになったのもこの料理がきっかけで、これ以上のドミグラスソースはには多分もう出会うことはないと思います。
手違いで時間潰しにビールとワインで助走をつけたのと前日の睡眠不足で、最後のほうはちょっと眠ってしまいました。バスの時刻も雪も迫っていたので、今回はデザートを食べ損ねてしまったのが残念。でも、今シーズンもセイコガニグラタンとコロッケを食べられて幸せでした。次回は春にまた青春18きっぷで来られたらいいな。
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