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青春18きっぷで夏の北陸の旅(1)〜武生で「遊亀庵 かめや」

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先週の金曜土曜の1泊2日で、だいこんさん・えて吉さんとで青春18きっぷで夏の北陸の旅に行ってきました。例によって主たる目的は2日目の福井のトミーで、その前日は金沢泊。今回は金沢に行く前にどこかで越前そばを食べたいなと思って調べた結果、武生駅で下車して「遊亀庵 かめや」に伺いました。
タクシーから降りてみたら、すごく立派な店構えにちょっとびっくり。
 

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お店の入り口にはこんな張り紙が。越前そばといえば大根おろしがつきものなんだけど、特に辛いと事前にも聞いていたここの大根おろしは果たしてどんなもんなのか。
 

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店内に入ると、さすが昭和元年(1926年)創業の風格を感じさせる立派なしつらえ。平日の開店直後の11時過ぎにも関わらず、すでに地元の皆さんが何人も席に着いてらっしゃいました。
 

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列車で3時間ほどかけてやってきた我々の目的はまずはビール、そしてその後は蕎麦前をアテにしての「飲み」なので、立派な庭を眺めながらゆっくりできる座敷席を選ばせてもらいました。
 

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蕎麦屋でお酒を飲むという習慣は、関西では余り一般的ではありません。越前蕎麦のお店でも同様だとききましたが、こちらは蕎麦前メニューが豊富。
 

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お酒は福井産をはじめ、色々。燗酒用の福井産「関西」という銘柄は、初めて聞きました。
 

かめや
最初はビール、続いて冷や酒追加、続いて燗酒追加。蕎麦前は当初そば味噌・山ごぼうの梅和え・鰻のしろ醤油焼き(半身)・イカ、粒うに和えの4品だったけど、どれもすごく良かったのでお酒がどんどん進み、炭焼き鴨・にしんの棒炊きも追加。そば食べに来たんだか飲みに来たんだかわからんような状態になりました。しかもまだ12時前なのに。
どれも良かったけど、個人的に特に印象に残ったのは、そば味噌・山ごぼう・炭焼き鴨。普段は我慢している日本酒を飲めたのもうれしかったです。
 

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いつまでも飲んだくれてないで、本来の目的に移りましょう。そばメニューのトップは、さすがのおろしそば。
 

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でもお店の一番人気は「天おろし」なんだそうで、多い日には注文の7,8割を占めるそうです。実際この日も、回りのお客さんはガンガン天おろしを注文されていました。
 

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こちらはだいこんさんチョイスのざるなめこ。攪拌させて泡立てたなめこが太めのそばにのっかっていて、これをわさびとともにつゆにつけていただきます。少しだけ見えているそばはかなり太めで、しっかり噛んで味わうタイプ。
 

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えて吉さんと僕のチョイスは、おろしなめこ。そばの上に大根おろしがたっぷり入ったそばつゆと、先ほどの攪拌泡立てなめこがかかっているぶっかけタイプ。これをグワーッと混ぜていただくのですが、その時の写真を撮っときゃ良かったなあ。
唐辛子系の辛さなら、えて吉さんは僕からするとちょっとおかしいんとちゃうかと思うほど強いんですが、大根おろしの辛さはまた別物。辛いとは聞いてはいたものの、一口食べてみて想像をはるかに超える辛みに二人ともびっくり。たまに辛い大根おろしに当たることがありますが、それの二、三倍?は辛いような気がします。食べ始めはびっくり、途中でちょっときつくなって、でも慣れてきて、後半はその刺激となめことそばとの組み合わせを楽しめるようになりました。
このおろしそば、クセになります

お店としては、そばはもちろん大根おろしの辛さにも相当こだわっておられ、季節により品種やブレンドを変えています(辛み大根だけではない)。

大根おろしがたっぷり入ったツユは、辛味と旨味と甘味を全て含ませた自慢の逸品。口コミなんかでは辛すぎ…‼︎等々批判を喰らったりしますが、これこそが我が店の強みだとブレずにこだわり続けている、他には負けない自信溢れる武器です笑 ※お店のインスタより

まさにそう。あの辛い大根おろしと、ぶっといそばの組み合わせこそが最大の魅力。是非ともぶれることなく、どうぞ変わらずこのままでいて下さい。あーまた食べたくなってきた、今度は天おろし食べたいなあ。

{お店データ}
電話:0778-22-0399
住所:福井県越前市東千福町27-37
営業時間:11時~19時半
定休日:木曜

P.S.:「遊亀庵 かめや」さんは、福井の「レストラン トミー」の親戚筋に当たります。
 

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