カニの行き帰りに蕎麦(西脇市/小野市)

先日いつもの飲み食い仲間(こばやしさん・だいこんさん・えて吉さん)と、一泊二日で香住までカニを食べに行ってきました。カニの件は後ほどエントリするとして、香住の行き帰りのランチに寄った蕎麦屋のことをあげておきます。
 

◎往路：手打ち蕎麦処 龍玄庵

事前の打ち合わせで往路の昼飯をどうするかやり取りした結果、蕎麦屋に行くことになりました。蕎麦となればこの人んとこやろということで、検索した結果選んだのがこちらの龍玄庵。
 

すぐそばを川が流れている古民家をリノベーションされたそうです。
 

センスの良さを感じさせるすっきりした店内は、板張りながら土足オッケー。席数もけっこうあって、平日だったのでゆったり過ごせました。
 

今や貴重なタイル張りの手洗い。
 

蕎麦茶と揚げた蕎麦をポリポリしながらメニュー検討します。
 

(上の写真は、タップすれば矢印が現れるスライドショーになっています)
蕎麦は、挽き立て・打ちたて・湯がきたての三たてで、十割の手打ち、水は地元多可町の軟水使用とこだわり満載。蕎麦単品以外にも、各種セットものや蕎麦前・デザート・会席コース(夜のみ)・うどん(第二営業週のみ)とメニュー豊富です。
 

運転してくれてるえて吉さんには申し訳ないけど、残る三人は蕎麦前でビールをいただきま〜す。まずは「蕎麦屋のだし巻き玉子」(700円)、おいしい出汁をたっぷり含んでふわふわ。
 

あんまり蕎麦がき経験値高くないんだけど、この「絶品蕎麦がき」(600円)は確かにすごく旨かったです。何がどう良かったのかは説明できないけれど、蕎麦がきをはっきりおいしいと感じたのは初めてかもしれません。やっぱり原料の違いなんでしょうか。
 

「天ぷら盛り合せ」海老2尾に野菜5品で1000円はお得。「天ぷら盛り蕎麦」(1700円)はよりお得そう。
 

そしてこちらはビールを我慢したえて吉さんの「鶏汁つけ蕎麦」(1800円)。よくある鴨汁ではなく、この地域の特産品・播州百日どりを使用。つけ汁に盛り蕎麦を浸けるにつれ汁がぬるくなるのを防ぐため、固形燃料で温めて冷めないよう工夫されています。これはいい食べ方。
 

僕はシンプルに「もり蕎麦」(1000円)。塩・ワサビ・つゆが添えられており、最初は蕎麦のみ、そこから徐々に好みで薬味とともに楽しみました。香り良く・コシがあって・量もたっぷり・するする入っていきます。おいしい蕎麦を食べ終わったあとの蕎麦湯も当然おいしい。この内容でこの価格は安いなあ。
 

えて吉さんの鶏汁に300円の雑炊セットを追加して、分けてもらいました。百日どりのガラスープが使われているので、旨み濃厚。鶏汁つけ蕎麦がこちらの一番人気なのもわかるような気がします。

蕎麦も蕎麦前も雑炊も全部おいしかったけど、個人的に一番だったのは蕎麦がき。初めておいしいと思ったからというのもあるでしょうが、是非またああいうおいしい蕎麦がきに出会いたいものです。
 

◎復路：ぷらっときすみの2号店

香住で温泉に入ってたらふくカニを食べた翌日の復路。できればちょっと飲めたらというリクエストにより検討の結果、以前から行ってみたかった「ぷらっときすみの」の「2号店」ならアテがありそうということで行ってみました。
 

2号店は「鍬渓(くわたに)温泉・きすみのの郷」という温泉施設の一角にあります。こちらの2号店でも小野駅にある1号店でも、どっちでもいいから以前から来てみたかったので嬉しや。
 

温泉施設内ということと、何よりたらふくカニ食って充実しまくりだったので、前日に比べて写真を撮る意欲が劇的に少なくてすまぬ m(__)m
ざるそばは二八で800円。1000円の十割もあるけれど、これでも十分おいしい。つゆはちょっと弱めだったけど、ちゃんと本わさびを使ってはりました。普段使いできる価格でこういう蕎麦屋さんがあるのはうらやましいです。

うどんも好きやけど、やっぱり蕎麦も好きやなあ。
 

◎こばやしさんとこの関連エントリです。
「手打ち蕎麦処-龍玄庵」＠新西脇-絵に描いたような古民家の蕎麦屋

「ぷらっときすみの2号店」＠小野町-日帰り温泉のの片隅でいただく新そば