色んなところに一緒に行ってるえて吉さんの愛車がロードスターからゴルフGTIに変わったので、できれば僕も早く乗せてもらいたいと思ってました。仕事が一段落して休みの目途がついたので日取りを決め、さてどこに行こうかとやり取り。主目的は車に乗ることなのでとにかく走れりゃいい、希望目的地は二人とも特にないもんだから、香川にうどん巡りだとか高野山だとか名古屋だとかもうバラバラもいいとこでしたが、結局は丹後半島方面に蕎麦を食べに行きがてら日帰りドライブすることになりました。
かつて大阪にあった「ろあん鮎美」に何度か行ったことがあり、その本家というかお父さん(鮎美さんは娘さん)の「ろあん久美浜店」にはいつか行ってみたいと思っていました。本店?である篠山の「ろあん松田」はミシュラン一つ星を獲得し完全予約制、今は2代目が頑張っておられます。かたやこちらは2014年4月にオープンした2号店で、久美浜のHOLIDAY HOMEというリゾートホテルの敷地内にあります…なんてことは蕎麦マニアな方にとっては何を今さらな超有名店ですよね。
篠山は昼夜ともコースのみの完全予約制、一方こちら久美浜は昼なら予約なしの単品注文でもオッケー。いくら人気店とはいえ平日なら大丈夫だろうとは思いつつ、開店即飛び込みを目指してやって来たら少し早過ぎ。辺りをウロウロしていたら、ホテルの方が声をかけてくれてエントランス横の椅子を案内してくれました。上の写真の左がレストラン、右はショップ。ゆったりした敷地内に宿泊棟やその他施設が配置されており、おっさん2人では極めて居心地が悪いオシャレなシチュエーションでした。
しばらく待って開店時間になったので、ショップの裏側に位置するろあんに向かって移動開始。ホテル全体の敷地がこんもりした小山まるごとなので、ろあんの敷地もこれだけゆったりしたスペースが取れるんですね。
オープンして1年半なのでまだ初々しさが残るものの、シンプルでスキっとしててすでに風格のある店構え。店名入りの小さな黒地表札でビシっとキメが入ってる感じです。
周囲の豊かな自然を活かすため大きな窓が多用されている店内は、明るく清々しい雰囲気。店内レイアウトも広々と余裕があり、のびのびと食事が楽しめます。
お昼のメニューはこんなの。温かいのは鴨汁そばであとは盛りかおろし、バリエーションは天ぷらがある程度。まあわざわざここに来る人は蕎麦そのものが目当てでしょうから、当然のメニューでしょう。
出てきた蕎麦じょこが小振りですごくいいなあと、えて吉さんと意見一致。柄は同じではなく恐らくは何個かのセットもので、なおかつ骨董ではないかと想像。うちにもこういうの欲しいなあ。
選んだのはシンプルに盛りそば(1000円税別)。天ぷらも食べてみたかったんだけど、他の店に行く予定があったのでがまんしました。蕎麦の味を表現するほどの経験値がないので、味を表現することが出来ずお恥ずかしい限りですが、とにかく美味しくいただいたのはいうまでもありません。2軒目がなかったら、追加の盛りそばをいきたかったなあ。
食後、フロアを担当する奥様に「ろあん鮎美に行ったことがあるんです」という話をすると、なんと12月14日(予定)に大阪北新地で鮎美さんがお店を開かれるとのこと!以前の店は相当ユニークでしたが、果たして今度はどんなお店になるのか、とても楽しみです。
・参考リンク: 里山暮らしのススメ:蕎麦と旬料理のお店を営む|ろあん松田
{お店データ}
住所:京都府京丹後市久美浜町2575 HOTEL HOLIDAY HOME内
電話:0772-83-3133
営業時間:11時半~16時 18時~21時(ディナーは完全予約制)
定休日:第1・4水曜、木曜
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