スポンサーリンク

舐めててスミマセン「海女茶屋」(兵庫県・城崎)

昨年末に香住町の「甲羅戯」まで1泊2日で柴山かにを食べに行った翌日は、神戸に戻る前に城崎で途中下車する計画でした。これまで何度か城崎に来ていて、7つある外湯巡りのうち半分くらいは経験してますかね。今回は駅から一番遠い「鴻の湯」をゆっくり楽しみ、温泉の後は遅めの昼食。
事前に調べておいた城崎の地ビールレストランGUBIGABUで風呂上がりの一杯をやりながら食事をしようと勇んで行ってみたら、ランチは14時までとのことで食いっぱぐれてしまいました(>_<) しょうがないのでソーセージをアテにビール飲みながら次の店を検討。時間の制約もありあまり選択肢がなかったので、事前に知ってはいたものの正直あまり気乗りがしないけれど、まあしゃあないかって感じの次の店に移動することにしました。 20151227海女茶屋
それがこちらの「海女茶屋」。城崎駅の目の前にあるので見覚えはあったし、城崎の食事処を検索するとよくヒットするんです。(以下めっちゃ失礼なことを書きます)でもなんか喫茶店に毛が生えたみたいな感じだし、駅前過ぎるし、検索でヒットした内容を読んでみてもなんとなく観光客目当てっぽいなあって思ってたんです。(お店の関係者の方々、本当にスミマセン)
お店に入ってみると、この時間なのにけっこうな混み具合。観光客っぽいお客さんに混じって地元の方っぽい方々もチラホラ。2階にも席があるらしく厨房もそちら。フロア係の学生アルバイトさんたちは、なんか初々しくって感じがいい。
 

20151227海女茶屋メニュー
で、お店のメニューを見てみたら、とにかく種類が多くて驚きました。上の写真は抜粋してスライドショーにしたものなんですが、全部で20ページ以上ありました。喫茶っぽいものから始まり、フライもの系定食・カレー・ハヤシライス・但馬牛ステーキ・ビフカツ・うどん・そば・サンドイッチ・持ち帰り弁当など多種多様。その上、ドリンクには飲み物を固めた氷を使っていたり、メニューごとに写真の代わりに細かい細工の切り絵が貼ってあったりとこだわりもあり。ハズレ覚悟で来てみたものの、こりゃあひょっとしてという気がしてきました。

20151227海女茶屋
イマイチ様子がわからないこともあり、妻は抹茶とくず餅のセット(800円)を。こんな風に彩りよくフルーツ一杯でくず餅が出てくるとは思わず、いい意味で意外。

20151227海女茶屋
僕はといえばソーセージだけで足りてるわけもなく、ネット検索でよくみかけるこちらの甲殻類系フライ定食のうち、カニ・エビ定食(1500円)をイってみることにしました。(切り絵のメニュー、かわいいですね)

20151227海女茶屋
他のブログなんかで見てたので、量が多いのは知ってました。でも現物を目にしてみて、その積み上げ具合がド迫力。一番下に刻みキャベツほか野菜類、その上にはこれでもミニ?!ってサイズのミニエビフライが2尾、ぶっといカニ足のカニフライが2本、カニ爪に射こんだカニクリームコロッケとオマケに茹でカニ爪載せ。定食2つ取らなくて良かった〜
ボリュームがあるのはいいんだけど、観光客目当ての見かけ倒しってこともあるからなあと疑いながら食べてみたら、これがなんとどれもこれもうまい。ちゃんとした洋食屋同様カラッと揚がっていて、総体的にネタがいい。本場が近いのでカニが美味しいのはわかるとして、それ以上だったのがエビ。デカくてブリっとしてて甘味があって香りがあって、こんなの街中で食べたらこれ2本だけで1500円取られてもおかしくないでしょう。しかもこれが「ミニ」だってんですから、大エビだとどんなんだろう。
舐めてかかってたのに、街中の洋食屋さんとも充分太刀打ちできるレベルの高さにびっくりしました。本当に失礼しました、スミマセン。城崎に観光に来たらって程度ではなく、近くを通りかかったら是非にでも寄りたいお店ですな、これは。大エビフライだけでなく、カレーやハヤシライス、但馬牛のステーキやビフカツ、カツサンドも気になるぞ。持ち帰りも出来るしなあ。

{お店データ}
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島80-1
電話:0796-32-2854
営業時間:8時半~17時半
定休日:不定休

コメント

タイトルとURLをコピーしました