冬の青春18きっぷを使って、今年も大好きなレストラン・福井のトミーに日帰りで行って来ました。メンバーはラクサさん・だいこんさん・こばやしさん・えて吉さんと僕の総勢5名。今回は全員リピーターなので、事前にきいた要望をお店に伝え、レギュラーメニューとは違う料理もお願いしておきました。
色々考えすぎて今回は写真の出来がいまいちなんですが、恥ずかしながらそのまま載せていきます。
京阪神から青春18きっぷで福井に行こうとすると電車が限られてしまい、開店直後着かランチタイムの終わり頃かになってしまいます。せっかく遠くまで行くんだから当然前者を選択、まだ開店の看板が掛かる前からどかどか入店。事前にお願いしていた以外の料理をみんなで決めて、待つことしばしで一品目登場。
11月初めの解禁時期から約2ヶ月間限定、トミー冬の名物・セイコガニコロッケ1人1個ずつでスタート。神戸在住にもかかわらず、僕は今回で3回目という我ながらアホちゃうかと思う常連度です。
サクッと切って断面写真を撮ろうと思ったら、初回・2回目に比べて明らかにぱっと見で赤っぽい。うーむと思いつつ食べてみたところ…、口の中がカニ風味でビッグバン!
殻から取ったフォンで伸ばしたベシャメルソースにカニ身・内子・外子・ミソがたっぷり使われているから、もともとカニ風味が濃厚なんだけど、今回はその膨張度合いが半端ない。このコロッケ1個にナンボほどカニ使ってんねんって凝縮度で、あまりのすごさにちょっと呆れてしまうほどでした。シェフに訊いたところ、今シーズンはこれでもう終わりなので、ええい!とばかりに大量投入したんだとか。一パイ分の身をせせり出すだけでも大変なのに、なんと贅沢で手間がかかった一品。これ1個食べられただけでも、わざわざ遠出してきた甲斐があったと思いましたねえ。
冬の限定品に続いては、ここに来たらはずすわけにはいかない通年看板メニューのビーフシチューをば。これを食べるなら重めの赤ワインでさらに旨さをブースト。天然記念物級の漆黒ドミグラスソースが相変わらず溜まらん旨さです。
人数が揃うと色々食べられるので、ビーフに続いてタンシチューもフルサイズをみんなでわけわけ、いつ食べても完璧にうまい。ここのシチューを何とかちゃんと撮りたいと毎回試行錯誤してるんですが、今回も考えすぎて失敗してしまいました…くそ〜何度でもトライしてやる!
お次はレギュラーメニューにはない料理。前回事前にもしできればとお願いしてて、狙い通りめっちゃうまかったトミーオリジナル「ポークベロア」を、こばやしさんからのリクエストにお応えして。
トンカツの豚肉に牛タン入りベシャメルを塗りつけて衣をつけ、揚げてドミグラスソースをが添えられています。ソースが全体にかけられていないのは、衣のサクッと感を楽しむために加え、ベシャメル側に味が加わりすぎない配慮でしょうか。僕はこれが2回目ですが、やっぱり好きですねえこれ。たまに小さめサイズが週替わりランチに出るときがあるんですが、近くに住んでたら週2回くらい通ってしまいそうです。
続いては、「何かカキの料理を」との事前リクエストで作ってくれた、カキベーコン巻のパン粉焼きをトマトソースで、付け合わせにはバジル風味のニョッキ。シンプルにカキフライでは物足りないだろうとの気遣いが感じられ、改めてカキとベーコンの相性っていいなあと思いました。
そしてブレブレ写真で申し訳ありませんが、初めてのトミーサラダ。野菜だけでなくローストビーフやサーモンなどもマヨネーズ系のドレッシングであえられており、酒のアテにもなるリッチなサラダでした。
オーダーした料理を食べ尽くした頃、お店で販売しているおせち料理をお裾分けしていただきました。市松模様のは、チェダーチーズとハムを棒状にカットしたものにコンソメジュレを抱かせてパイ包みにしたテリーヌ状のもの。そして、器に入っているのは意表を突いてタコワサ。面白いですねえ、こういうのが出てくるのは。
こばやしさんに「来年はトミーのおせちにしたらどうですかw」って言われたけど、それはなんぼなんでもねえ。パックになったのなら送ってもらうことも出来るらしいけど、やっぱりフレッシュなの食べたいし、それだと取りに来ないといけないし。
甘いモノもいけるラクサさんと僕は〆にデザート盛り合わせ。デザートにしろオードブルにしろ、その場でオーダーしてもこの手の盛り合わせがちゃんと出てくるのが、当たり前なようですごいなあといつも思います。
京阪神から福井まで安価に来ようとするなら、やはり青春18きっぷが一番。トミーに来る度に、春・夏・冬と年3回しか?チャンスがないのが歯がゆく感じられます。数を重ねる度に、ああこれもまた食べたいって料理が増えるばかりでほんとに困りもの。なんとかもっと通える手はないもんですかねえ…
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