スポンサーリンク

「斗米庵(とべいあん)」でランチ飲み(京都・錦市場)

IMG_5830
旅ネタが長かったのでもう1ヶ月も前のことなんですが、以前買った「錦市場プレミアム商品券」を使い切るために、京都在住の友人とランチ飲みしてきました。狙いのお店は、以前錦に来た時に見かけて「あれ、こんなとこにこんなお店があるんや」と気になっていた「斗米庵」。
 

IMG_5826
八百屋さんと川魚屋さんの間、こんなに狭い間口しかありません。
 

IMG_5828
市場に面した入口から見た奥はこんな路地になっています。
 

IMG_5835
そこを抜けると、本来のお店の入り口に到着。さすがに間口は広いです。平日の昼間だったので予約はせず、開店時刻の11時半に飛び込みで入りました。
 

IMG_5836
名店「祇園さゝ木」(行ったことないっす)プロデュースのお店だということは予習済み。お昼は、全4品のミニコース・京錦 かさね色八寸(2970円)と、それにお造りがプラスされたコース(3850円)のみなので、前者をお願いしました。
 

IMG_5846
まずは先付。

IMG_5850
夏野菜揚げびたし(胡瓜/茄子/オクラ/ヤングコーン/黄パプリカ)と冷やしトマトに出汁ジュレがかけられており、さらにカシューナッツ・アーモンド・豆乳を使ったソースが上に載っかっています。
なお、僕にしては珍しく料理内容をちゃんと書けていますが、料理が運ばれた時に丁寧に説明して下さるのと同時に、メニューにもある程度書いてあるからです(^ ^)
 

IMG_5852
続いて、椀物。

IMG_5855
冬瓜翡翠煮 昆布締めパプリカ 焼とうもろこし 青ずいき とろろ昆布 払い柚子。やっぱり椀物はいいですねえ。
最初は瓶ビールでしたが、途中からは当然日本酒にチェンジしました。
 

IMG_5860-2
ラストは、お汁(じゅん菜入り)にお代わり可能なご飯(じゃこ載せ)と、八寸。
八寸の上方は、魚そうめんと、鬼灯を模した器に入ったミニトマト桂花陳酒漬け。
 

IMG_5870
八寸真ん中の笹のお皿は盛りだくさんで、よもぎ麩/塩茹でアスパラ生湯葉巻自家製粒マスタード添え/揚げ大徳寺麸クリームチーズ鋳込み/長芋ぬか漬け/海老生姜煮/牛蒡の醤油漬け/焼き椎茸/しょうが天/ササゲ
竹串には、ハモ竹輪胡瓜射込み/エリンギ土佐酢煮/赤こんにゃく
いちばん手前に、自家製納豆(叩き)巻/ずんだ(枝豆)真丈/花麩/出汁巻玉子

肉類は使われておらず、意識的に多種多様な野菜を中心に使われているのでしょう。お造りなしのコースにしましたが、物足りなさは全く感じませんでした。
 

IMG_5872
店名の「斗米庵」は錦市場の青物問屋で生まれた画家・伊藤若冲の別号で、若冲の作品には野菜や果物が題材になったものも多数あります。店名と野菜をたくさん使った料理には、そういう繋がりがあるのかもしれませんね。

オープンして四年半、ここって穴場じゃないですかね?僕ごときが長々と感想を書くよりも、写真と料理紹介だけで充分魅力が伝わったかと思います。こんな市内の中心部(の錦市場)で・この内容で・この価格とは、予想以上の満足度でした。夜のコースもリーズナブルそう。
もし行かれる場合は誰かみたいに飛び込みではなく。是非予約してくださいね。

{お店データ}
住所:京都市中京区東魚屋町196-1
電話:075-257-7666
営業時間:11時半~14時半 18時~22時
定休日:水曜・第1.3火曜・不定休有
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました