常連とまではとても言えないけれど、20年くらい前からたまに行ってるイタリアン・Rvalentino(アールヴァレンティーノ)が年内で閉店というショックなニュースが入ってきたので、慌てて行ってきました。
1995年・震災の年に北野にオープン、2004年現在の場所に移転。オーナーのピエトロさんを始めイタリア人の従業員の方も多く、料理や店内の雰囲気も相まって、「行ったことはなくてもイタリアで食事を楽しんでいる気分にさせてくれる」それはもう素敵なレストランなんです。
ランチはボリュームたっぷりでお手頃、ディナーはより本場チックな料理が揃います。(行ったことないけど)
ドルチェがこれまた魅力的。食事を始める前からどれにしようか気になって仕方がない。
今回は妻と娘との3人。ワインはスパークリングをフルボトルで、まず前菜は鯛のカルパッチョ(1300円)。
パスタ系は迷ったあげく生ウニのクリームスパゲティ(2400円)。むちゃアルデンテなスパゲティに、リッチなソースと品良く絡んでくる生ウニの風味が合わさって、うまかったなあ。
ピザはボスカイオーラ(キノコたっぷりの意味・2400円)。モッツァレラ・ポルチーニ茸・トリュフペースト・マッシュルーム・サラミ・パルメザン・パセリと具だくさん。
このところ久しくピザを食べてなかったからというのもあるけれど、やはり焼きたて生地はお店で食べてこそ。それに加えてリッチなキノコの風味が相まって、今回はどれもおいしかったんだけどこれが抜群でした。やっぱりちゃんとしたピザはすごくうまい。
そんな抜群なピザの後でも全く引け目を感じさせない仔羊のグリル炭火焼き・ローズマリー風味(3200円)。都合良く3ピースだったんですが、1ピースがでかくて食べ応えあり。気のせいか(いい意味での)羊の香りがすごく感じられて、なんか得したなあって気分になりました。
ドルチェはボネっていうチョコレートプリンも食べてみたかったんだけど、ピスタチオのジェラート(700円)、これ好きなんです。でもボネのこと調べてみたら、これもめっちゃおいしそう(カロリーもすごそう)。
…ってなことで大満足なディナーだったんだけど、この雰囲気の中で味わえるのも年内限りになるなんて、なんともったいない!いったん無くなってしまえば、この本物感というか厚みを取り戻すことは容易ではありません。今のところそれほど噂が広まってないのかそんなに混んでないようなので、行くなら今がチャンス。是非一度ご体験を。
ところで。ある筋の情報によると閉店はコロナの影響とかではなく、あくまでオーナーのご都合によるものとのことで、お店の従業員の皆さんは存続を望まれているのだそうです。どなたかがオーナーになっていただければ存続の可能性は残されています。僕が大金持ちならいいんだけど全く無理なのでw、どこかの大金持ちさん、是非Rvalentinoのオーナーになって下さい!!お願いします!
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