2泊3日熊本の旅もいよいよ最終日。けっこう強力な雨雲が来ていたので、民宿「川原」を出発して早めに車で熊本市内に戻ることにしました。途中川が氾濫しかけてるところもあったりして、ちょっとヒヤヒヤ。
市内に戻ってレンタカーを返し、さて昼メシ。向かった先は初日に「駅前 花屋」に行ったときにすごく気になっていたこの看板の店。(上の写真は初日に撮ったもの)
熊本駅からすぐの「グリル五車堂」は、お弁当で有名だそうな昭和21年創業・五車堂本店2階のレストラン。建物が新しくてえらくしゃれてるなあと思ったら、以前は別の場所にあったようです。ひょっとして震災の影響なんですかね。
2階に上がると、おしゃれなオープンキッチンと客席で広々。熊本駅付近ってそんなに繁華街ではないので、そのモダンさにちょっとびっくりしました。
以前の店はいわゆる洋食屋っぽかったようですが、こちらは熊本ブランド牛・「和王」がウリのビーフ中心メニューです。
オープンキッチンの冷蔵ケースには、立派な肉がどっしり。遠目でもサシの入り加減が伺えて、肉質に期待できそうな感じ。
何を注文したのかもはや忘れてしまったのですが、恐らく和王ステーキ定食の180g(2800円)じゃなかったかと。ランチ価格として3000円弱はかなりな贅沢ですが、これも旅先ならでは。ビールから赤ワインにチェンジして、えて吉さんとワケワケしていただきました。
期待通りかなりな肉質、(それがいいかどうかは別にして)柔らかく、肉汁甘く脂も品がいい。ソースなんて不要、塩だけで充分。神戸や大阪だったら5000円くらいでもしょうがないかなと思うレベルで、かなりなお値打ちに感じました。
こちらは和王ハンバーグステーキ定食の180g(1380円)だったかと思います。肉汁たっぷり・ドミグラスソースはキッチリした造りで、こちらも大変おいしくいただきました。レベル高いなあ。
僕らの後に来られた隣のお客さんのオーダーを見ていると、ランチ限定ハンバーグとステーキのコンビ定食(1800円)が人気な様子。確かに日常的にはその選択が良さげ、追加メニューのビーフシチュー(680円)も気になるところです。オシャレできれいな現店舗もいいけれど、移転前のいかにも老舗っぽいお店にも行ってみたかったなあ。
{オマケ}
その後おみやげを買いに熊本のデパート「鶴屋」(品揃え良かったです)に寄った際に、「ライス焼」に遭遇、ビール飲みながらおやつ代わりにいただきました。
今回をもって熊本旅行エントリも大団円。事前に決まっていたのはBar:Colonと民宿 川原だけでしたが、幸いどこもアタリでいいところだらけでした。復興までにはまだまだ時間がかかるのに、つい最近も余震があったり大雨が降ったりで、被災された皆さんは大変だと思います。その一方、風評被害でしんどい思いをされている方々もたくさんいらっしゃると思います。
そんななか、こんな気楽なエントリばかりで申し訳ない気もしますが、妙に意気込むことなく「熊本はいいところだったよ!」ということが少しでも伝われば幸いです。
がまだすばい!熊本!
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