昼ご飯に太平燕を食べ、町をウロウロしてホテルにチェックインして休憩の後、晩ご飯のため外出しました。熊本駅近くの目的地まで、路面電車を利用することに。A,B二つの系統があり、ラッピングも様々。右下の写真右の車両は有名な方がデザインされた「COCOLO」という車両だそうで、もっと鉄分多けりゃ乗ってみるんですが、「なんかダースベイダーみたいやなあ」ってな印象だけでしたが、乗ってみても良かったかも。
目的地は昨年熊本旅行をしてきた娘推薦の「駅前 花屋」。駅前は繁華街から少し離れているので店だらけではないため、すぐに見つかりました。区画整理なんでしょうか、元々あった場所から少し移動されたそうですが、それでも熊本駅から徒歩3分と激近。
店内の新聞記事によると、昭和20年に文字通り花屋さんとして開業、数年後に食堂へと衣替え。以来数年前までは、24時間365日ぶっ通し営業だったとか(@_@) 「閉店前の片付けがめんどくさかったけん」というコメントが笑わせてくれます。
メニューはポピュラーな居酒屋メニューから地元料理っぽいのまで色々、お昼時は定食もあり。地元の常連さんから僕らみたいな旅行者まで、幅広く受け入れてくれます。
南九州だからメインの酒類は芋焼酎だろうと勝手に思っていたら、「こっちでは米焼酎がメインですよ」とえて吉さんに教わりました。僕らの日常では焼酎といえば芋・麦・そばで、米はあまり見かけないので、へえそうなんやと勉強になりました。
この日はこのあと今回の旅の目的のバーColonにいくことが決まっていたので、ここでは当初から控えめにいくつもりでした。手始めにお造りをオーダーしたらマグロが出てきてちょっと拍子抜けでしたが(地元のものが食べたかった)、ボリュームはかなりなもの。総体的にこちらは盛りがいいと後になってわかりました。
せっかくなので地元っぽく馬肉を食べることになったんですが、マグロが大量だったもので馬刺しはカブる気がして、珍しい馬ホルモンのもつ鍋(1200円)をオーダー。小鍋程度かと思いきや出てきたのはけっこうしっかりサイズで、野菜はてんこ盛り、〆のチャンポン麺までついてきました。一人で行ってたらこれ一品で終わってたでしょうな。
味付けは甘めの醤油系、馬ホルモンは煮込みすぎると固くなるので浅めで。野趣溢れる独特のケモノ臭が「馬食ってる気分」気分を満たしてくれます。馬ホルモンのエキスを吸い込んだ野菜とチャンポン麺もこれまたうまし。この2品でそれなりにお腹が膨らんだので、次に控える店のためにここではこれにてお会計。
僕らが口開けの客だったので最初は2人だけでしたが、お店を出る頃には常連さんっぽい方々とか、近くの職場の飲み会客とかでみるみる席が埋まっていました。一品の量が多いので、できれば多人数で来て色々頼んでみたいものですね。
店の奥は震災の影響で雨漏りしており、ここでも職人さんの手配がつかないそう。多少の不都合はあるでしょうが、そんなことにめげない野太さをお店にもお客さんにも感じました。駅からも近いし、熊本に来たらまた寄らせてもらいますね〜
{お店データ)
電話:096-353-2809
住所:熊本市西区春日2-1-12
営業時間:11時~14時 17時~25時
定休日:不定休
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