だいこんさん・えて吉さんとの3人で「一人では行きにくい店で昼飲みしよう」ということになり、以前一度だけ行ったことがある「MOMOKA」を提案したら、あっさり採用されました。以前行ったのが4年半前でまた行きたかったんだけど、それこそ一人では行きにくくて間が空いてしまってたから、採用されてムチャ嬉し。
平日11時半に席のみ予約。こちらは「フランス料理」のお店ではなく「フランス『地方』料理」なところがミソなんです。こういうお店ってなかなかないので貴重。ワインボトルの照明でテンション上がりますw
(上の写真は、タップすれば矢印が現れるスライドショーになっています) まずは料理メニュー。ポピュラーな「鴨ロースオレンジソース」などもありますが、あまり馴染みのない料理名がほとんどではないでしょうか。二枚目の写真にある「カスレ」がこちらの一番のウリで、これは即決。

こちらのドリンクメニューもスライドショーになっています。ワインはもちろん、灘五郷のお膝元なので日本酒も揃っているのが面白い。
最初の料理は「ジビエコンフィ盛り合せ」(1100円)。日によって内容が変わるそうで、この日はツキノワグマとアナグマともひとつ何か(忘れました)。いずれもレア物で、真ん中のアナグマは融点28℃の脂身がすごい。
ビールから速攻で泡にチェンジということで、スペインのCAVA ムッサ・デ・ヴァルフォルモサ(5170円)。
フルートグラスではなく、パーティーなんかでみかけるクープタイプのグラスが出てきました。これで泡を飲むのはほとんど記憶がないんですが、なかなかいいもんですな。
今日のおまかせオードブル(660円)は各自一皿ずつで、キッシュとなんだったかのパテでした。先程のジビエコンフィ盛り合せ同様、味はもちろん、リーズナブルです。
こうなったら赤ワイン投入ということで、おまかせのロック・ド・サン・ジャン カベルネ・ソーヴィニヨン(価格不明)はやや辛口でしっかりしてて好みでした。
メイン一品目は「野生シカの骨付き首肉 赤ワイン煮込み」(2530円)。ドカーンと迫力満点のいかにも地方料理風で、付け合わせも豪快です。こんなのは一人じゃ絶対無理。分けあって赤ワインとともに楽しめて、あー今回こちらのお店を選んで良かったなと思いました。(前回は休肝日だったしw)
そしてお待ちかねのカスレ(2035円)登場。前回は妻と二人だったので興味はあったけど注文できず、やっとお目にかかれました。めっちゃ雑に言うと、各種肉類・野菜類と豆(白いんげん必須とか)をソースで煮込み、パン粉を振ってオーブンで焼いたもの。もっと雑に言うと、すごくクセが強い汁気少なめビーフシチューとでもいいましょうか(←スミマセン)。これだけガツンと来るヤツだと、合わせるワインも強くないと負けてしまいます。こういう力勝負的?な組み合わせは、フランスだけでなく日本でも共通する、「地方料理らしさ」の一つなのだろうなと思いました。
お二人はグラスで赤ワインを追加したりしてましたが、僕はデザートで〆(コーヒー付660円)。
ガッツリ料理を食べて、ビール飲んでワインをボトル二本空けて、一人あたり8000円ほど。昼間の飲み食いとしては高額ですが、昼とは思えないガッツリした内容で大満足。ジビエに興味があることがわかっていたメンバーだったので安心して誘えたし、(多分)喜んでもらえたはずです。こういう料理が食べられるお店って、ほんとに貴重ですしね。
11時半からスタートして、2時間たっぷり楽しんで、でもこれだけでは終わらずこのあと御影でのハシゴに続きます。
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