神戸の背後には「六甲山系」という山々が広がっており、その中の「再度山(ふたたびさん)」のふもとに「再度山荘」というレストランがあります。位置は新幹線・新神戸駅の西側ですが、もちろん電車では行けません。けっこう行くのが大変で、数十年前から行ってみたかったのですが、このたび山歩きに詳しい友人からのお誘いでやっと念願が叶いました。
お店のサイトにいくつかの行き方が紹介されていますが、今回は友人オススメの、「神戸市バス 三宮発 森林植物園行」に乗ってビーナスブリッジではなく一つ先の「二本松」で下車し、猩猩池から大師道を下るという、坂道と階段を下るだけの比較的にラクチンなコースでした。
(注:バス運行は4月1日から11月下旬までです)
という場所なので、ハイキングあるいは山登りスタイルの方が多いです。
なんの店か一言で言うとスペアリブとピザの店で、当然アルコール類もあり。ハイキングしたくないけど飲みたいなら、下戸の運転手役と一緒に来てビーナスブリッジの駐車場に車を停めて、店まで往復歩くしかありません。泥酔厳禁。
紅葉見ごろ時期の土曜のせいもあってか、予約必須。11時オープンとともにあっという間に満席になりました。
席は室内とテラスがあり、今回は友人がテラス席を予約してくれていました。新鮮な山の空気と紅葉が楽しめてゴキゲン。
ランチセット(2200円)は、パンとサラダ・スープ・炭焼スペアリブ・スパイシーチキンがセットでお得なので、何はともあれまずはこれを。
(上の写真は、タップすれば矢印が現れるスライドショーになっています) 山の中とは言えど、アルコール類も選択肢豊富です。
写真は撮り忘れましたが、最初にブルックリンラガー(660円)飲んで、以降はグラスで頼める唯一の赤・アルタ・マルベック(720円)をイっときました。
胃を暖めるミネストローネで食欲を盛り上げて準備万端。少し肌寒かったので体もほっこり。
やって参りました備長炭焼国産ポークスペアリブ、予めマリネされているので何もつけずにそのまま手で持ってガブリ。炭の香りが香ばしく、野趣いっぱいでテラス席にぴったり。
続いての炭焼スパイスチキンも表面カリッと焼き上げられており、ワインが進む進む。
ピザもおいしいとのことで、マリナーラ+サーデン(1870円)。やや小ぶりながらも手づくり感あふれるドゥがおいしいです。
友人強力プッシュにより、リンゴのデザートピザ(1320円)。ドゥを焼いた後にリンゴを載せて軽くあっためてるんでしょうか、しんなりしてなくてシャキシャキ感が残っています。はちみつ・バター・シナモンと鉄板の組み合わせ。高いけどドライフルーツとナッツのピザ(2310円)も食べてみたいなあ。
4人以上なら、テラス席・室内席をこのメニューで貸し切ることも可能だそうです(両方貸し切りも可能)。酔っぱらったら帰りが大変だろうけど、面白そうやなあ。
帰りは山道を歩いて下りました。徒歩なら元町駅から30〜40分くらいなので、気候がいい頃に道に迷わなければそれもいいかなあと思います。ズルして?よりイージーに行くなら三宮店もあるけど、これはちょっとまた趣旨が違うような気がしますねえ。
{お店データ}
住所:神戸市中央区神戸港地方字再度谷63
電話:078-341-2251
営業時間 :12時〜14時半(水木金)/11時〜15時(土日祝)
定休日:月火
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