14年前の夏、えて吉さんと一泊二食で泊まった京都・宮津の「富田屋」へやっと泊まりで行くことが出来ました。色々とネタ満載の店なので、今回は「宿」編をお送りします。
富田屋の暖簾には「大衆 海の幸料理 丹後 宮津 とんだ屋」とあり、11時から22時まで営業している居酒屋として知られています。
店の正面から右手に回り込むと店の2階に窓が並んでおり、実はこちらで泊まることが出来る料理旅館でもあります。
「お宿」のネオンサインが宿の入口。玄関入ってすぐに家庭サイズのお風呂があり、客室へは階段で2階へ上がって行きます。
2階の間取りはこんなので、写真の赤線右端が階段。そこから左方向に進んだ様子をスライドショーにしてみました。
(上の写真は、タップすれば矢印が現れるスライドショーになっています)
客室は和式でガラリ戸の鍵なし。建物はかなり年季が入っており、床はまるで鴬張りかのようにギーギー鳴るので、夜は特に気を使います。その上、廊下のあちこちに段差があって気をつけないと危ない。
そして6枚目(最後)の写真が最大の山場で、この向こうの部屋に行くには階段をいったん1階まで下りて、再び2階まで上がらねばなりません。今回はこの階段より手前の部屋だったので、夜間のトイレ使用などに上り下りする必要がなくだいぶ助かりました。1階部分から店に出られるとはいえ、なんでこんな構造なんでしょうかねえ。かつては使用人さんの部屋だったんでしょうか。
客室は布団2人分敷いても余裕の広さ。問題は空調で、窓側の小さなエアコン(というかウインドファン?)しかありません。14年前に来た時は8月で、むちゃくちゃ暑かったです。えて吉さんも僕も暑くても寝れるほうなのでなんとかなりましたが、今は当時より温暖化で暑くなっているから自信ありません。さすがに冬場はファンヒーターが入るようです。
こういう所に泊まることをネタとして楽しめる人でないとオススメできないかも知れませんが、大きな魅力があります。こちらのお宿、14年前は一泊二食付で5000円(税別)だったんです。
さてどんな料理が出てきて、今はいくらになっているのか、それは後ほどのお楽しみに。
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