妻と一泊二日で京都に行ってきました。阪急の烏丸駅で降りたのはお昼時。とりあえずあんまり来たことなかった大丸京都店を少しうろついて昼ご飯処を決めようと思っていたら、昨年秋にリニューアルした8階レストランフロアのチラシを発見。これ見て、そうや、ここやったんや!と思い出しました。
しばらく前にたまたま見てたテレビ番組で大丸京都店のレストラン街が紹介されていて、その中に以前こばやしさん・えて吉さんと青春18きっぷでわざわざ名古屋まで食べに行った「うな富士」の支店・「大丸京都別邸」が入ってることを知ったんです。(チラシ見るまでコロッと忘れてましたけど)
土曜の昼時だし長蛇の列だったらあきらめようと思っていたところ、けっこう回転が良く、先に待っていたのも二組だけ。全くの予定外でしたが、かなり旨かった記憶があるあの鰻丼に名古屋に行かずともありつけるのなら、多少の出費も覚悟の上です。
こちらの鰻は蒸しが入らない地焼の関西風、うな富士のウリの一つ・青うなぎはこの日散歩中とのことでした。お高いのでもともと食べようとは思ってませんでしたけどねw
(上の写真は、タップすれば矢印が現れるスライドショーになっています)鰻料理以外にも、お酒が進むアテが各種あり、夜は鍋料理などコースメニューもあります。僕は鰻丼あるいはうな重ラブ派なので、他のメニューには興味なし。名古屋の本店で食べた肝入り鰻丼は相当良かったけど、今回は肝は我慢して鰻丼(4540円)でシンプルストレートにイくことにしました。
色々揃ったこのメニューを選んでいる方がけっこういらっしゃいました。今さらながら鰻って高級料理になりましたなあ。
料理が出てくる前に、胡瓜とキャベツの塩昆布和えのようなお漬け物が出てきて、こちらはお替わり可能。本店ではこのサービスはなかったので、京都オリジナルかあるいはその後追加されたサービスなのか。
お漬け物でビール飲みながら待ってたら、鰻丼登場。どんぶりの蓋に「並」って書いてあるのがなんかちょっとくやしいw
鰻丼以外に、肝吸いではなく立派なサイズのハマグリと生麩入りのお吸い物・うざく・わさび・お漬け物がついてきます。本店でも出てきたこのお吸い物、値打ちあり。
見るからにクリスピーさを感じさせる焼き色の蒲焼きが、どんぶりの上に重なるように四切れ。タレはやや甘めながら濃過ぎることはなく、べたべたしていません。
食べ進んでいくとご飯の中にももう一切れ入ってて、嬉しさとお得さを感じるよう演出されています。ちょっと蒸された感が加わって、食感の変化も感じられます。
本店で食べた時と同様、やはりここの鰻はかなり僕好みでやっぱりうまい。並の鰻丼でもけっこうなお値段ですが、ハマグリのお吸い物など色々セットになっているし、何よりこれだけうまい鰻丼が食べられるなら個人的には納得です。
「なんで京都に来て名古屋の店のもん食べんねん」という気は自分でもするけれど、鰻好きとしてはこれが京都で食べられるというのはすごく魅力的というかうらやましい気がするなあ…
[お店データ]
営業時間:11時~22時
電話番号:075-211-2388
定休日は大丸京都店の営業時間に準じます
【以下、ちょっとしたオマケです】
リニューアルされた大丸京都店の8階に、「まんがの壁」というすごいコーナーがあります。
何がすごいかというと、利用料無料・約3000冊の蔵書すべてが飲食に関係ある漫画・8階にある屋上広場に持って出て読んでもOKという、なんとも太っ腹でユニークなサービスなんです。
これ、僕らみたいな飲み食い好きにはたまらんスペースで、近くにこんなとこがあったら入り浸りになるの間違いなし。
ありがたいことに同じ8階にある屋上広場「ことほっとてらす」は、アルコール含む飲食OK。大事な漫画を汚さないよう気をつけるのは当然ですが、大丸でお弁当やアテ買ってビールやワイン飲みながらマンガ読んで過ごせるなんて、最高じゃないですか!神戸から電車賃かかってもここへ遊びに来るのもありかもなあと思っています(^^)
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