いつか行ってみたいと思いつつ、もう何十年。四条河原町を北上し、ロフトが入ってるビルを西に入ったところにある「京極かねよ」は大正時代に創業された時のままの建物で今も営業されています。
京都から滋賀市街地への旧東海道ぞいにある「逢坂山かねよ」には、まだ小学校低学年の頃親に連れて行ってもらった記憶があります。(こちら京極かねよとはビミョーな関係だそうですが)
お店に入ると、今なお現役で使用されている年季の入った下足札。マッチがあるのも今や珍しいですね。
2階の座敷席がかなりいい感じだそうですが、平日昼間なのでさすがに1階のテーブル席でした。店の奥に滝が見える中庭があって贅沢気分。京都のこんな繁華街なのに庭があるのはやはり歴史あってのものですね。
こちらの名物は「きんし丼」という鰻丼の上に出汁入りの大きな玉子焼きをかぶせたものですが、鰻好きとしてはシンプルにいきたいと思い、ランチタイム限定の「かねよ丼(1200円)」にしました。鰻小さめ・吸い物に肝無しでもまあしょうがない。タレはやや辛口、蒲焼きはかなりあっさりしており、これが京風ってとこなんでしょうか。
食べるだけでなく、建物も興味の対象だったので、やっと来ることが出来て良かったです。鰻も風情のあるこの建物も、大事に守り続けていただきたいものです。次回は2階に上がってみたいな。
{お店データ}
住所:京都市中京区六角通新京極東入ル松ヶ枝町456
電話:075-221-0669
営業時間:11時半~20時半
定休日:無休
コメント
うなぎと落語が同時に楽しめる「かねよ寄席」でかねよデビューしようと思ってるのですが、これがなかなか予約が取れません。そろそろ諦めて食べに行きますかねw 僕はやっぱりきんし丼かな?
LAKSAさん>
かねよ寄席ってそんなに人気とは知りませんでした。
二階席には是非行ってみたいですね。