ここのところ毎年恒例になっている、高松市の山奥にあるうどん屋・阿讃亭に天然鰻を食べに行くツアー、今回はいつものえて吉さん・*あきこさん*・だいこんさんとご一緒しました。
何故うどん屋で天然鰻なのか、詳しくは初訪問時のエントリをご参照下さい。
例によって、店頭の水槽では鰻がニョロニョロ。店の大将が近所の川で夜釣りしてきたものなので、正真正銘の天然。今年は例年以上に泳いでる鰻の数が多いように感じました。
何だかようわからん丸いのはスッポン。こんなのも穫れるんですね。
この時僕は風邪を引いていたのでよくわからなかったのですが、*あきこさん*によるとお店の外にいる時からすでに松茸の香りがしていたとか。鼻詰まり気味な僕でも店内に入るとわかるくらい、強烈な香り。お店には行ってすぐのテーブルに巨大なのが置いてありました。
阿讃亭はうどん屋なんだけど、天然鰻も竹の子も松茸も名物。季節限定の松茸うどんには大いに引かれるものがあったものの、なんぼなんでも一度に鰻と両方は贅沢すぎるだろうということで見送り。いつの日か近所の塩江温泉に泊まって、両方を制覇するのが僕の一つの夢です。
うどんメニューはこんなの。というか、4回も来てて鰻ばっかりで一度もうどんを食べたことがないというのもナニなので、そのうちうどんをいただきに来ないといけませんなあ。
サイドメニューにうな重ってのがすごい。お値段は昨年来た時より500円上がって、3500円になってました。
鰻を釣って水槽で泥を吐かせるのでいつも何尾かはストックがあるそうですが、遠出してきて万一品切れだとショックなので、僕はいつも行く日が決まったら電話で予約することにしています。ということで、この日も無事天然うな重4人分が無事登場。何度来ても蓋を開ける前のこの瞬間はワクワクするなあ。
早く食べたかったもんでちょっと写真撮影失敗。それでもけっこう大きめなお重全面を覆い尽くす蒲焼きの迫力と、旨そうな照りと焼き色はご理解いただけるかと思います。うーん、いつ見ても惚れ惚れするなあ。
あっさり目のタレが鰻そのもののおいしさを覆い尽くさないところがいい。身の自然な甘さと上品な脂のコク、川魚であることを思い出させてくれる一種爽やかとでもいうような風味と香り。身ももちろんおいしいけど、皮までおいしい。天然鰻ってなにがちゃうねんて聞かれたらどう答えたらいいかすごく困るけれど、一番の違いは口に含んだ時の「香気」とでもいいましょうか。
このサイズでこの厚みの立派な天然うな重がこの価格で食べられるなんて、ほんとに嘘みたい。遠くなのでめったに来られなくって残念だけど、今年もこうしていただくことができてとても嬉しかったです。…でもやっぱり松茸うどんも食べてみたかったなあ。
コメント
今回は参加できなくて残念!また三方五湖の鰻なども是非企画してくださいm(_ _)m ところでこの前買ったうどん本2015-16で阿讃亭を見たら、メニューにまつたけうどんは書いてあるけど鰻のことは書かれてないんですね。ありがたいことですw
LAKSAさん>
直前にしか日程決められずですみませんでした。
うなぎ単独狙いならやっぱりこっちのほうがいいと思うんですが、三方はその他にも色々楽しみがありそうで、ほんとは日帰りだともったいないんですよね。
そうですか、うどん本にはうな重のことは書いてませんでしたか。なんといっても「サイドメニュー」ですからねえw