注:今回は文章も長いし写真も多いです。
今回の旅が決まって、僕ら3人の中では夕飯はどこで泊まってどこで食べるか即決してました。
1年前にたまたま泊まった白子で、たまたま見つけた「エデン」。失礼ながら、こんなところにこんなすごいレストランがあるとは思いませんでした。
その時は、昼間に二軒ハシゴのあと17時から焼肉を食べてたもんでw、19時半からではあまり飲み食いできませんでした。今回はその仕切り直しとでも言いましょうか。
なにはともあれ生ビール(エーデルピルス)で乾杯、飲みながらメニュー検討。
こちらのお店、むちゃくちゃメニューが多いんです。こんなにメニューが多い店は僕が知る中で一番かもしれません。
まずは前回オーダーしてすごかった「選べる前菜5種盛り合せ」からなんですが、何と34種類から選べるんです。言っときますが、前菜だけで34種類あってそこから5つだけなんで、むちゃくちゃ迷います。
お隣は慣れた感じのご家族で、早々と数量限定メニューを頼まれていました。その横で僕ら3人は悩ましくも、これはどんな料理なんやろと想像しながらなんとか5種を絞り込みました。
ワインメニューもむちゃくちゃ豊富。まず泡は、お店のサイトのリストには載ってませんが、「キシナウル ヴェキ スプマン ブリュット」。モルドバ産とは珍しい。
そしてやってまいりました「選べる前菜5種盛り合せ」(2人前2180円に1人前1090円を追加の3人前)。前回は何を頼んだか憶え切れなかったので、今回はちゃんと録音しておきました。フロア担当のマダムがシャキシャキと気持ちよくオーダーを聞いてくれます。
選んだ5種は一番上から時計回りに、パテ・ド・カンパーニュ/鴨肉のスモーク/ラタトゥイユ/白カビチーズとトリュフペースト/そして中央がフォアグラのブリュレ(ナッツとドライフルーツ入りパン付)。
とにかくどれも手が込んでいて・きっちり丁寧・本格的。ラタトゥイユなんて、こちらのイメージを完全に覆してくれる意外性あり。1人前1000円ちょっとの前菜でこれですからねえ。当然全て良かったけど、個人的にはフォアグラのブリュレが一番のお気に入りでした。
で、ここからアラカルトを検討するわけですが、何度も言うようにメニューがめちゃくちゃ多いので、「シェフの気紛れ料理」から選ぶことにしました。(それでも26種類もある…)
まずは「トリ貝とじゃがいものジェノバ風」(2178円)。トリ貝を使ったメニューって珍しいので選んでみました。バジルが良く香る〜
続いては「ハモのケッカソース」(1738円)。ケッカソースはトマトとバジルの冷製ソースで、食べ慣れたハモの湯引きとはまた違った味わいでした。
泡一本で足りるわけもなく、泡二本目はチリの「ウンドラーガ・スパークリング・ブリュット」。
こちらはレギュラーメニューから、揚げニョッキ・牛挽き肉・チーズの「フリッティ」(1630円)。揚げたニョッキが珍しく、お皿が美しいです。
料理がおいしいので、ワインが進んで3本目はルーマニアの赤・「アリラ トリブン」。色んな国のワインが飲めて楽しいです。
「ギアラとじゃがいものソテー」(1408円)。怪獣みたいですがギアラは牛の四番目の胃袋。ザクロ酢を煮詰めたソースも珍しいです。
パスタは、「プラータチーズとマンゴー、生ハムの冷製パスタ」(2178円)。ちょっとカレー風味だったのはかすかに記憶にあります(酔っぱらってた)。
僕一人だけ〆のデザートで、「オリーブオイルのアイスクリーム」(640円)。(だったと思う)
3人で生ビール飲んでワイン3本開けて好きなように飲み食いして、一人当たり11000円ほど。料理は全く外れなしでどれもおいしかったし楽しかったし、大々満足でした。
これだけ膨大なメニューをレギュラーで載せてて、食材の仕込みとか管理とかどないしてはるんやろって3人で何度も話してましたけど、ほんとにすごい。そしてそれを求めるお客さんがついてるってこともこれまたすごいことだと思います。
最初の「選べる前菜5種盛り合せ」を3回転くらいしても全然大丈夫じゃないですかね(爆) ぜひまた来たいです!
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