早朝お伊勢参りからいったんホテルに戻って仮眠の後、チェックアウト。今回の宿FLYCAT INN伊勢はフロントに人がいない今どきのホテルで、きれいで便利で施設的に過不足なく、いい宿でした。
今回の旅のメインイベントはこの日の昼イチなので、それまでしばし時間調整。えて吉さんと喫茶店で軽くブランチした後、暑かったし助走をつける為、伊勢角屋麦酒外宮前店へ。
時間があったので、Dank Dank Dank‼をメガカップで。クラフトビールは(も)全然詳しくないけど、基本的にIPA系を選ぶことにしています。
そして今回の旅のメインイベント。「一月家(いちげつや)」へ。もともとはベルギー・フランスの旅から帰ったばかりのこばやしさんから事前に「帰国したら一月家に行こう」と誘われたのがきっかけでした。
予約できないし土曜だしということで、開店14時のほぼ1時間前に到着し、ポールポジションを確保。開店時刻が近づくにつれ列が伸び、皆さん整然と待っていたのにも関わらず、開店時刻に行きなり常連の爺ぃが現れて勝手に店の扉を開けて入っていきやがりました。老害もいいとこで相当ムカついたけれど、店頭でもめるのも嫌だったので我慢しましたが、善意で成り立っている店のルールを無視するこの手の悪質な常連には本当に辟易しますな(-_-メ)
実質的には先頭で入店できたので、気を取り直してカウンター席の一番奥へ。メニューが目の前で見やすく、ドリンクサーバーがすぐ近くなので注文しやすいです。初めて来た前回がテーブル席だったので色々違いがあるのも面白く、値段表記がないのは学習済み。
まずは赤星瓶ビールでこばやしさんの無事帰国を祝し?乾杯。以降飲み物は各自好みで日本酒・ハイボール・ウーロンハイなど色々。アテは魚のあわことポテサラでスタート。「あわこ」とは魚の卵のことで、これは鯛の子とかでしょうか。そして前回同様、ここのポテサラは僕の超好みでお替わりしたいくらいでした。
続いて、鶏唐揚げ・車海老塩焼・かつを刺身・玉子焼。それぞれボリュームたっぷりで、車海老もめちゃデカ。こばやしさん推薦のかつをは変なクセがなく、まったりとろっとした味わい、前回も注文した甘みが強い玉子焼は、これはこれで好きなんです。
あじさしみはピカピカ・これは牛すじ味噌煮やったかいな・漬物・薩摩揚げ。いずれも「伊勢っぽく」はないですが、きちんとまっとうにおいしいです。
あさり貝酒蒸し・ぶり照り焼きに、ラストは前回裏メニューだったカレーライスで〆。2時間弱の滞在で、いやーよく食べてよく飲みました。そしてお楽しみのお勘定。
一月家では飲み食いした食器やグラスを自分の席に積み上げ、それを見て清算してくれるんですが、実際にはどんぶり勘定で、常連さんよると「100円単位の請求をされたことがない(毎回数千円単位)」とのこと。前回は妻と二人で6000円。
今回は明らかに一人頭それ以上に飲み食いしていたのに、お勘定はなんと合計9000円!思わず三人とも「嘘やろ〜!」と声を揃えてしまいましたね。
入店時はいまいちでしたが、さすがの名店。味よし・店の雰囲気よし・お勘定よしで、ここを目的にわざわざ足を運ぶ価値があると再認識しました。
往路は急行でしたが、復路は特急券を買ってさくっと帰宅。阪神なんば線ができてから神戸から伊勢方面も本当に便利になりました。おみやげの「へんば餅」、賞味期限二日と訊いて1つしか買わなかったけど、冷凍保存する手があったな。
この日は約19,000歩も歩きました。朝のお伊勢参りが効いてるとはいえ、前日含めよく食べよく飲んでよく歩いた二日間でした。
コメント