一夜明けて岐阜から尾張一宮へ移動。この日の夕方に鵜原にある目的の店に移動するので、それまではここで助走をつけようという算段。とはいえこの時点でまだ10時半ごろ、こんな時間から飲める店なんてあるのか？
…とフツーは思いますが、さすがなんでも知ってるだいこんさん、10時半から開いてる食堂が駅のすぐそばにあるんです。
何故かお寿司はない「日の出寿し食堂」は明治39年(1906年)創業。各種おかずや定食があり、呑みもオッケー。この日のサービスランチはエビフライ・刺身・ニラ玉・サラダ・豚汁・ごはんで800円と超お得です。
お店入ってすぐ、おかずの入った冷蔵ケースとテーブル席。
奥には小上がり席があって、いかにも昔ながらの大衆食堂って感じがすごくいいです。
煮物・お刺身(鰤と鮪)・お漬け物・玉子焼と色々とって、朝っぱらからのんびり瓶ビール。
小上がりの奥の短冊メニューからえて吉さんがいわしの刺身(450円)を見つけ、速攻で注文。お刺身の種類が豊富です。
やっぱりこのあたりもどて煮(380円)は味噌味なんですね。
時間が経つにつれ入れ替わり立ち替わりお客さんがいらっしゃいますが、常連率が高いようです。場所柄当然か。僕らが来る前からずっと一人呑みされている方もいらっしゃいました。
こっち側の壁に貼ってあったご飯系メニューもずっと気になっていました。特に気になるのはチキンライスとチャーハン。
みんなの意見も聞いてチャーハンを注文したら、めっちゃおいしそうな香りとともに登場。具は、ハム・玉子・玉ねぎ・ねぎ。玉ねぎのせいか軽く甘みを感じる醤油味で、食事にもなるしアテにもなるし、老若男女誰もが好きになりそう。こういうのも老舗ならなんでしょうなあ。
途中、小上がり席ですごくいい光景に出会いました。おじいちゃん以下三世代で食事をするご近所の常連さん、子供たちもおなじみのようです。こういう風に家族に連れられてここの味に馴染み、次の世代に受け継がれて行くんやなあ、この店の味があの子たちの基準の一つになっていくんやなあ。しみじみいいお店でした。
{お店データ}
住所：愛知県一宮市本町3-4-1
電話：0586-24-5047
営業時間：10時半〜14時 15時半〜20時半
定休日：水曜
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