スポンサーリンク

松の内の博多旅(3)〜苦し紛れに選んだ「味彩よひら」は大正解/本編

注)今回のエントリも長いです。
よろしければ、こちらも長い下記「イントロ編」を先にお読みください。

IMG_9321-2
こちら「味彩よひら」には昼夜とも色々なメニューがあるのですが、そのうち夜のメニューのうちの会席コースは4500円/5800円/7900円と3種類あります(別途要予約コースもあり)。5400円のコースがスタンダードという位置付けで、メニュー構成は基本的にどれもほぼ上記の写真の通りだそうです。
さて、今回はどのコースを頼んだでしょうか?正解は後ほど。
 

IMG_9289
飲み物は瓶ビールでスタートし、途中から「寒山水」という福岡の日本酒にチェンジしました。

IMG_9291
メニュー以外のアルコール類もあるとのこと。
 
さて、いよいよ料理のご紹介です。
 

IMG_9288
いきなりですが先付から。これが運ばれてきた時、妻も僕も思わずうわーっと声が出ました。1月3日お正月にふさわしく、ごまめ・黒豆・かずのこなどのおせちになっていて、盛りつけが美しく華やか。会席の先付というか、一品としても成り立つほどのボリュームがあり、外の景色を眺めながらこれだけでもゆっくり楽しめました。

 

IMG_9304-2
以下同様なのですが、使われている器がどれも凝っています。結構な席数があるのに、どれほどの器を持ってらっしゃるのか興味津々。
 

IMG_9296-2
続いての腕ものは、鶴をあしらった大きめの塗り物で登場。
 

IMG_9302
お椀の中はお雑煮。人参・大根・ほうれん草・かまぼこに、大きな鶏の丸まで入っています。お出汁はかつおなのか、あるいはあごなのか、上品な薄味でおいしいです。
 

IMG_9311
お造りも、かわいらしい鶴のお皿に盛られて出てきました。ネタは鯛・鰤・鮪。
 

IMG_9315
続いては、蒸し物にあたるんでしょうか、鯛の器です。
 

IMG_9319-2
蓋を開けると、中身は海老芋の茶巾蒸し。器がいいから、蓋を開けた時の楽しみが倍増します。
 

IMG_9324-2
揚げ物は、鶏ささみの木枯らし揚げで、ささみで具を巻いた揚げ物でした。添えてある赤いのは梅塩です。
 

IMG_9329-2
食べ終わって懐紙を取り除くと、鶴の顔が隠れていました。これも面白い器ですねえ。
 

IMG_9333
鍋物は紙鍋で、佐賀金豚紅白みぞれ鍋。鍋物にもきっちり紅白をあしらってくれています。
 

IMG_9336
ごはんはお赤飯とじゃこご飯の紅白相盛り。お漬け物とみそ汁でシンプルにいただきます。
 

IMG_9342
栗のせ抹茶プリンとオレンジのデザートで〆。大満足。

料理がおいしいのはもちろん、気持ちのこもった献立と器使いが素晴らしかったです。イントロ編でご紹介したように、お店のしつらえがこれまた素晴らしく、窓際の席だったので夕暮れから夜へと移ろう景色も楽しめました。ご覧いただいてお分かりのとおりボリュームもたっぷりで、2時間かけてゆったりいただくことができました。

さて気になるお値段ですが、正解はなんと一番お安い4500円の「かぜ」コース!
しかも税込み・サービス料なし・お正月割り増しなしでこの内容とは、素晴らし過ぎます!
お正月でお休みのお店が多く、店選びに苦労しましたが、結果的にはお正月気分を満喫させていただくことができて大正解でした。新年早々いいスタートが切れて、気分も上々!また博多に来たら行きたい店が増えてしまった〜

{お店データ}
住所:福岡市西区愛宕3-25-7
電話:092-892-8070
営業時間:11時半~15時 17時~22時
定休日:なし
 

コメント

  1. えて吉 より:

    イントロ編を読めば、立地やハコとしてもいい上に、器も凝ってて当然料理も良しでこの値段はほんまに値打ちですねぇ。

    料理だけ見ても4500円とはとても思えないです。

    保存しといたのでいつかチャンスがあったら行ってみたいです。

    • ish より:

      予約時に真ん中のコースにするかどうか迷ったんですが、初めてなのでとりあえず一番安いのにしたんです。結果的には、ご覧のとおり全く十分でした。コースが上がれば素材が良くなるんでしょうね。
      地元の方のお祝い事などにも使われているお店のようで、中心部から離れているので観光客も少ないのではないかと思います。会席はもちろん、ふぐコースが税込み7600円というのも値打ちがありそうですね。機会があれば是非行ってみてください!

タイトルとURLをコピーしました