さて後編はいきなり登場。前回来た時に食べたせいこ蟹コロッケに続く、せいこ蟹グラタンが蟹の甲羅に入って見るからに旨そうな焼き色で出て参りました。
コロッケ同様、蟹の殻を使ったフォン(だし汁)で作ったベシャメルソースの中には、せいこ蟹2杯分の身と内子と外子が層をなして埋め込まれています。
深く掘り進むにつれて違う部位が出てくるので、味わいが変わっていきます。コロッケは一体となったおいしさ、こちらは変化するおいしさ。
一番底には、蟹足がぎっしり敷き詰められていました。ドミグラスソース同様、ちゃんとした素材を元に、惜しむことなく手間をかけるこの店のスピリッツには本当に頭が下がります。
そしてまたもやサプライズが登場。せいこ蟹コロッケが、今回はソースアメリケーヌ添えで出てきました。(前回はトマトソース)
やっぱりこれも旨いなあ。グラタンもコロッケもそれぞれ魅力があってどっちがいいとは言いがたいですが、妻の感想としては強いて言えばコロッケかもとのこと。それもわかる、でもグラタンもいい。1ヶ月ほどの間に神戸から福井まで日帰りで二度も食べに来て、自分でもアホやなあと思いますが、ほんのわずかの期間しか食べられないトミーのせいこ蟹料理を二つとも経験できて、とても良かったと思います。せいこ蟹グラタンは冷蔵で取り寄せも出来るそうなので、ご希望の方は是非。
ちなみに僕もデザートをオーダーしました。美味しいベイクドチーズケーキで〆られて大満足。
でも今回はデミグラス系をあまり食べられなかったのが少し後悔が残るかなあ。(←どんだけ貪欲やねん…) 次回来られるのはいつになるでしょうかね。
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