2泊3日の2日目は、まるまる1日使える貴重な日。なのに特に何をするか決めてなかったんですが。事前にえて吉さんと話していたボンヤリしたプランの中から、コザに行ってみることにしました。今回はレンタカーなしなので、那覇からバスで移動。沖縄でそれなりの距離をバスで走るのは初めてです。
那覇バスターミナルで待ってると、こんなカラフルなのを見かけたりしてやっぱり南国っぽいなあと思ったり、台湾からの観光客に乗り場を尋ねられたり。
沖縄本島では複数の事業者がバスを走らせているらしく、今回乗ったのは東陽バスってところのでした。手作り感満載の乗務員募集ポスターがなんか微笑ましい。
話したりちょっとウトウトしたりしてるうちにコザに到着。僕は何年か前に車で通過しただけなので、ほぼ初めて。一方えて吉さんはしばらく住んでいたこともあり、年数こそ経っていますがコザの街についてはかなり詳しいので、街歩きしながらサクッと案内してもらいました。
写真はコザのミュージックタウン音市場に掲げられているえらくかっこいいオブジェ。施設そのものは平日昼前ということもあり閑散としていました。
現在のコザの街の独特な文化は、戦後に米軍基地が建設され、次第にその周囲が発展していったことで形作られた。 本土復帰前の沖縄では、次々とホテルや飲食店などが建設され、特にコザの街は飛躍的な発展をみせた。
また、その中でも音楽文化は、その後のコザにしっかりと根づき、音楽の街コザとして各地で知られる存在になる。 当時のコザ市という名前は消え、沖縄市と名前を変えた現在でも、コザの愛称は地元に親しまれ、いまでもコザ=沖縄市の中心部というイメージが定着している。
事前にえて吉さんから「平日の昼間のコザはほとんどなんもないですよ〜」とは聞いてました。上記の引用先にもあるように、やはり夜・それも週末・特にペイデイ(給料日)の次の週末が賑わうそうです。まあそうとはわかっていたけれど、来たこと無いので来てみたかった訳で。
街を歩いてみた感想としては、聞かされていたとおりやっぱり平日昼間はなんもないなあと。特に商店街は閑散としていて、シャッター降ろしっぱなしっぽいお店がちらほら見られてちょっとどうなんかなあと。
またコザというとなんとなくバタ臭いイメージがあったんですが、エイサーの街でもあるんですね。沖縄全島エイサーまつりってのがあるのは知っていましたが、それがコザで行われるとは知りませんでした。その時期に来たらまた違った印象だったんでしょうねえ。
コザの中心部をうろついた後は、えて吉さんが行ってみたいところがあるらしく、導かれるまま中部農連市場へ。
どうやら目的地はこの「市場食堂」らしく、けっこう歩いてお腹が空いてたしちょうど昼時だったので、ここで昼ご飯と相成りました。
珍しそうなのは「骨汁」のみで後はほぼ定番。日替わりもあり、朝食を食べた那覇の食堂より安めです。こういう場合、間違ってもしょうが焼定食とみそ汁なんて頼んじゃダメですよ。
市場の近くということだったしなんだか野菜が食べたかったので、僕のチョイスは野菜そば。沖縄そばの上にてんこ盛りの野菜炒めが載ってて、かなり食べ応えがありました。付け合わせのポテサラも丁寧に作られていて、うまし。
えて吉さんはフーチャンプルー。こちらも野菜たっぷり豚肉ドカンのてんこ盛りでボリューム満点。市場食堂という名のとおり仕入れの利を活かした実直なお店って感じでした。
ところでお店に入ってしばらくして、この店で料理を作っている方がえて吉さんコザ時代の知り合いだと聞かされました。それだからここに来たんだと判明。食後に挨拶をして数年ぶりの対面、フロア係は息子さんだとのこと、親子で安くてボリュームがあっておいしいものを作るべく頑張ってはります!
{お店データ}
住所:沖縄市住吉1-24-1 電話:098-934-5103
営業時間:10時〜17時 定休日:日曜
コメント
またまたお邪魔します。
沖縄市の市場食堂!
私も行ったことあって、みそ汁を頼みました。
一応ウチナーンチュだけど、
「みそ汁にご飯は付きますか?」と確認しときました。
こちらのお店は、沖縄の一般的な食堂とはちょっと違うようで
化学調味料とかの添加物をなるべく使わないと聞いたような。
えて吉さんのお知り合いなんですね、なるほどー。
おー、nanameさんも市場食堂行ってたんですね。
味噌汁も凄いボリュームで野菜たっぷりそうですねえ。
未経験なので次回沖縄に行ったら味噌汁デビューしないと。