自分のルーツになっている食べ物って誰にでもあると思うんですが、ここ「肉のいろは」のコロッケは僕にとってのひとつの「それ」なんです。かつてこの辺りにあった「寺池市場」の面影はほぼなくなり、かつての面影を残してるのはここぐらいやないかなあ。
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横アングルで写真を撮っておけば良かったと今になって後悔してるんですが、本業は精肉店。お店の一角で揚げ物などお惣菜を売っていて、ここのコロッケをちっちゃな頃からずーっと食べ続けてるんです。今でこそ一個100円、僕の一番古い記憶では移転前の店で一個5円の時からやもんなあ。とはいえ、今は生家から少し離れたところに住んでいるので、何年も前からたまにしか食べていません。
昔は一つだけ買って、揚げたてをかじったりしてました。流石にそういう事ができる年齢ではないので、持ち帰ってビールのお供に。左のミンチカツ(140円)もおいしいんだけど、やはりコロッケ。ちょっと甘みがあって冷めてもおいしくて、ここのはソースも何もつけずそのまま食べるのが好み。数年前に食べたときよりちょっと大きくなったような気もするし、もうちょっと甘みがあったような気もするけど、やっぱりこのコロッケは僕にとってのスタンダード。
きっと皆さんの街にもこういうコロッケがあることでしょう。お肉屋さんのコロッケって、ほんとにおいしいですよねえ。
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