一夜明けて二日目は個人行動。この日の名古屋市内は前日に続いていい天気で、桜もまだ残っていました。ホテルをチェックアウトし散歩がてらウロウロしたあと、コンパルで軽く朝ごはんしながら昼ご飯をどこで食べるか色々と検索。
昼ご飯は「大手じゃない店で味噌煮込みうどん」と決めていて、その条件で調べていたら割と近くで見つかった「角丸(かどまる)」に行ってみることにしました。1926年創業の有名なお店だそうで、繁華街から離れた街なかのうどん屋風情がいい感じです。
メニューのトップはみそ煮込みうどん。醤油煮込みの他、今や名古屋でもすっかり定着したらしいカレー煮込みうどんを紹介するサイト「カレー煮込み.nagoya」立ち上げにも関わっておられたとか。これ、まだ食べたことないんよなあ。
裏面にきしめんもあり。そして関西ではほとんど死語になりつつある「志乃田(しのだ)うどん」の文字が見られるのが嬉しい、というか「しのだ」って関西だけやないんや。中華そばも気になるぞ。
メニュー表面に「鍋焼きは110円増し」って書いてあるんですが、煮込みとの違いはこういうことだそうです。煮込みより麺が柔らかめになるってことなんでしょうかね。
あれやこれやとメニューを見て楽しんでいると、味噌煮込みうどん・梅(玉子・かしわ入り1160円)のお出まし、煮えたぎってボコボコ泡が出ています。ダシはそれほど赤茶色っぽくなく、この段階では具は何が入ってるのかよくわかりませんでしたが、玉子とかしわ以外に薄揚げ・ネギ・麩・かまぼこが入ってて、それぞれ量もたっぷりめ。あえてご飯は我慢したんだけど、ちょっと後悔しました。
うどんは細めで、粉が吹いてるとまではいきませんが食べ始めはけっこう生麺っぽさが残っていて硬いです。初めて味噌煮込みうどんを食べた時はこの生っぽさが嫌だったんですが、今は逆にこれじゃないと嫌。できれば最後まで固いままであって欲しいんだけど、時間が経つほどに柔らかくなっていきます。
味噌味はマイルドでくどくなく、食後に喉が渇くこともあまりありませんでした。ご飯も欲しかったけど、それ以上にうどんがもっと欲しかったので大盛りにすれば良かった…理想的には博多ラーメンの替玉みたいに、ダシを温め直してうどんを追加できればいいんだけど(そのほうが硬いうどんを食べられる)、流石に面倒くさ過ぎですわな。味噌煮込みうどんで「カタメン」ってできないんやろか。
女将さん(多分)始め、お店の方みなさん優しくて、平日だったせいかいかにもご近所さんっぽいお客さんが多くて、とてもいい感じのお店でした。大手じゃない味噌煮込みうどん屋狙いは大正解。また別の店にも行ってみたいし、ここのカレー煮込みうどんも食べてみたいし、さて次回はいつでどうなるやら。
{お店データ}
住所：名古屋市東区泉1-18-33
電話：052-971-2068
営業時間：11時～19時半 ※土曜日は14時まで
定休日：日曜・祝日(年末年始・GW・お盆に連休あり)
コメント