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信州でそばだらけ(2)〜蕎麦処 伝道(長野県安曇野市穂高)

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初日の夜に翌2日目をどうするか相談の結果、急遽上高地に行くことになりました。僕は3度目、関東からの友人たちは初めて。閉山まで残すところあと2週間、山々には雪が積もり始め適度に紅葉していて、いいタイミングでした。
 

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夕方帰ってきてしばし休憩の後、友人が予約してくれていた「蕎麦処 伝道」へ。真っ暗闇の中を車で送ってくれたので、周囲がどんなところだったのか今だにさっぱりわかりません。

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オープンしてから3年少し、昼間だとこんな感じで林の中の一軒家のようです。
 

伝道
席についてまずはビール。きのこおろし・そばサラダ・揚げ出し豆腐とアテが次々出てきます。きのこおろしにはチャナメツムタケってのも入ってるらしく、全く聞いたことない名前だったので5回くらい聞き返しましたw

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続いて、馬刺し・信州サーモン・菊菜を鶏で巻いたものだったかな。この中では馬刺しが特に旨かったです。
 

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こういうアテが出て来るとやはり日本酒。お店の方にアドバイスいただいて、「佐久乃花 純吟 無ろ過生酒 spec d」っちゅうのを。昨今日本酒の名前が複雑になって、全然ついていけません。
 

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蕎麦屋なのにいつになったらそばが出て来るんだろうと思っていたら、鍋が出てきました。中を見ると、ネギと鴨肉っぽいのときのこがいっぱい。今からきのこ鍋?

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と思ったら、続いてそばが出てきました。お店の方の説明によると、そばを適量この網状のカゴに入れ…

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これを鍋の出汁につけてシャバシャバさせてからいただくのだそうで、言うなればそばのしゃぶしゃぶ。

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ユニークな食べ方させるもんやなあと思ったら、友人曰くこれは「投汁(とうじ)そば」といい、元々は松本市の奈川というところに古くから伝わる郷土食。うどんすきみたいにドバッと入れてしまうと延びてしまうけど、このやり方なら自分好みの火の通し方ができてそばらしさを損なわないし、一人ずつカゴに入れてしゃぶしゃぶするスタイルも面白い。
みんなでなんやかんや話しながら、出汁が絡んで適度にあったまったそばと具を鍋っぽく食べられて、なかなか楽しくよくできた食べ方でした。このかご、「投汁かご」っていうんだそうで、他にも応用効きそうだしちょっと欲しいな。
 

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