2005年以来ほぼ毎年、冬になると岡山県の日生(ひなせ)までカキオコ(カキのお好み焼)を食べに行ってます。今年も11月くらいからうずうずしてたんですが、寒くなってカキがおいしくなるまで我慢。12月に入って一挙に寒波がやってきたので、昨日えて吉さんと一緒に今シーズンのカキオコ初めに行って来ました。
事前の打ち合わせでは、昨年うっかりしてて行けなかった頭島の「ふみ」が第一候補でしたが、残念ながら定休日と判明。当日になって日生までの道中に相談の結果、昨年定休日だった未訪の「タマちゃん」に行こうとしたら、またしても定休日orz(←事前に調べとけよ)
さあどうしよう、既においしいことがわかっている「もりした」や「ほり」に行くのも面白くない。やはりここは未訪店にチャレンジしようということで、以前からお店の存在は知っていたものの、(以下、失礼な表現でスミマセン)今ひとついい店オーラを感じない「泉富久(せんぷく)」でギャンブルしてみることにしました。
アルミサッシをガラリと開けると、鉄板前に椅子席5席、その横に4人掛けテーブル。こぢんまりしてるなと思いきや、鉄板後ろに別スペースありの総席30席。後でわかったことですが夜は居酒屋さんらしく、正面入口横手の路地にもうひとつ入口がありました。
ぶっちゃけ、入店前はハズレでも仕方ないと思ってました。でもお店に入って鉄板前に座り、おねえさんの手つきを見ていたら、なんとなく「これはイケるんとちゃうの」みたいな気がしてきました。「せっかくカキオコ食べに来てくれたんだから、おいしく食べてもらわんとねえ〜」とどんどこカキが継ぎ足され、1枚当たり1ダース強の大盤振る舞い。聞くところによると今年はカキの粒が小さく、これでもだいぶ大きくなってきたとのこと。色もシーズン始めは黒ずんでいたのが、だんだん白くなってきたそうです。
粉とキャベツはあらかじめ混ぜてあり、鉄板に広げてからキャベツ増し盛り/カキは一度鉄板で焼くことなく直載せ/ソースは岡山のタイメイではなく広島のオタフク/ネギと紅生姜はディフォルト。
焼き上がった生地は粉っぽさが少なく、水分多めのぽってり系。サクッとしたのが好きな方には合わないかも知れませんが、広島風っぽくてこれはこれでえて吉さんも僕もOK。途中で七味やマヨネーズをかけてみたところ、個人的には上の写真のソース+七味が好み。カキの量とのバランスも良く甘めのソースがマッチして、失礼ながら全く予想を裏切るおいしさでした。
これまで日生に来て色んなお店でカキオコを食べてきましたが、僕のお気に入り「もりした」「ほり」に今回の「泉富久」が新しく加わりました。これまでなんとなく見送ってきたんだけど、ギャンブルしてみて正解。やはり何事においてもチャレンジスピリッツを忘れてはいかんなあと痛感しました。こういう展開で新しいお店に出会うのは、なんとも嬉しいもんです。
{お店データ}
住所:岡山県備前市日生町日生890-16 電話:0869-72-0736
営業時間:10時~23時 定休日:不定休
コメント
先日は冬場やのにオープンカーでのドライブにおつきあいいただきありがとうございます。
今回は新規開拓に挑戦して当たりだったのでラッキーでしたねぇ。
トラックバックさせてもらおうと思ったんですが、新しいブログになってやり方が分かりませんでした。(^_^;)
えて吉さん>
どうやらWPは他のブログサービスにTBできないみたいなんですよ。
僕もやり方がわからない^^;
ここはアタリでしたねえ。何事も守りに入ってはいけませんなあ。