新店「かくいにいくか」は超実力派(神戸・荒田町)

湊川近辺に関しては特に詳しいWakkyさんから、「新しい洋食屋さんが出来てますよ」と情報をいただきました。それも2軒も教えていただいたので、今回と次回連続でエントリします。
まず1軒目は「かくいにいくか」というちょっと変わった店名で、4月14日にオープンされたばかり。
 

新店とは言え、こちらのシェフは料理人キャリア45年。かつて神戸ポートピアホテルにあった名店「アラン・シャペル」で永年シェフを務められた(←このリンク先の連続エントリ、かなり興味深いです)あと、独立して元町で「フランス割烹角井」を27年営まれていましたが、この度ご自宅に近いこの地で「かくいにいくか」としてひとまず？洋食屋さんとしてオープンされました。
(アラン・シャペルにいらっしゃったことは、このエントリを書き始めてからわかったことなんですけどね)
 

あまり知られていないのに既に待ち列が出来ているとWakkyさんから聞いていたので、GW中に駄目元で行ってみたところ、運良くすんなり入店できました。2人掛けテーブル×6の店内は下町らしい雰囲気で、地元の方でしょうか、すでにリピート客もいらしゃいました。
 

左はレギュラーメニュー。オープンして間が無いので、今後変わっていくかも知れません。右はGW期間中の特別メニューで、通常は1100円の日替わりランチがあります。
 

カレー・オムライス・トッピングなどもあり。サーロインステーキは期間限定。
 

妻のチョイスはサーロインステーキ(1600円)。ガーリックオニオンソースがたっぷりかかっていて、肉質よくボリュームたっぷり。妻曰く「ものすごくお得なメニュー」とのことでした。
 

そして僕のチョイスは、当然GW限定の国産牛フィレカツ(1900円)。
 

分厚いカツ、暗めトーンのドミグラスソースにゴクリ。
 

ミディアムレアに仕上げられたビーフは、噛むごとにおいしい肉汁が口中にあふれ出してきます。こういう味わいは肉質の良さとこれだけの厚みがあってこそ。
そして驚いたのはデミグラスソースのおいしさ。まず初めにソースだけ味見してみて、なんじゃこれと思いましたよ。程よいビターさ・複雑な味わい・奥深さがあって、とにかくこんなデミグラスソースは記憶にありません。この段階ではアラン・シャペルにいらっしゃったとは露知らず、そりゃソースがうまいはずですわ。カツも旨いソースも旨い、こんなビフカツが1900円でいただけるとはねえ。

隣のお客さんがレギューラーのビフカツを注文されており、見た目ほぼ同じくらいの大きさだったので、違いは肉質だけだと思われます。トンカツやチキンカツでもドミグラスソースを選べるけれど、まずはビーフで味わっていただきたいところです。

僕にとって福井のトミーのデミグラスソースは特別なんですが、その特別が一つ増えました。ハンバーグやカレーも気になるなあ、夜の予約制フレンチも気になるし、でもここいずれすごい人気店になるだろうから、早めに行っとかないと。
Wakkyさん＆奥様、教えていただいてありがとう！

{お店データ}
住所：神戸市兵庫区荒田町4-13-17
電話：078-515-6767
営業時間:11時〜14時
(ディナー17時半〜20時半はフレンチで予約のみ)
定休日:月曜 第1・第3日曜

◎Wakkyさんとこのエントリです

Wakkyの毎日　　 『かくいにいくか』＠湊川公園

Everyday of My Life　（英語、これで合ってるのか？）

wakkykobe.blog16.fc2.com

(追記)
◎こばやしさんとこのエントリがあがりました。

「かくいにいくか」＠荒田町 元アラン・シャペルのシェフが営む隠れ家洋食店

先日、グリル金プラで若干消化不良な気分になっていたところ、飲み食い仲間のishさんのブログで、かつてアラン・シャペルでシェフをしていた方が、新しく洋食店をオープンされたとの情報を発見。 店名は「かくいにいくか」。シェフの名前が角井さんで、ち

gourmet.gazfootball.com