昨年ヤボ用で池田駅近くに行った時、駅近辺をうろついていて気になったお店がありました。たまたま今年も池田で同じヤボ用が出来たので、マークしていたそのお店にこれ幸いと行ってみることに。
昨年見かけた後に調べておいた「時光舎」は、中国料理をベースとした料理や台湾茶、点心のお店。
がらり戸を開けると、どなたかの家の玄関のような空間。こちらで履き物を脱いで、お店の中に入っていきます。
土曜の13時に一人でしたが、念のため予約しておきました。丸い座卓の席か、掘りごたつ式のカウンター席のどちらかということで、後者を選択。2,3人ほどのこのスペースのほうが落ち着くし、調度が眺められていい席でした。
そういや、子供の頃はこういうの(食器棚)を「みずや」と呼んでいましたが、今はもう死語なんでしょうかねえ。
僕の席の背中側、入り口に近いほうに丸い座卓の席、その手前にはソファー席。
一番奥にはテーブル席で、だんだん卓の高さが高くなっているんだと、このエントリ書いてて気付きました。夏の昼間でも少し薄暗く、アンティークな調度に囲まれた静かで落ち着いた空間がとても心地よいです。
この日は休肝日だったので、冷たい台湾茶を飲みながら料理が出てくるのを待ちます。結果的にはアルコール類なしでも全然大丈夫でした。
予約しておいた「八宝美人粥セット」(1650円)が登場。爺ィには似つかわしくない料理名ですがご容赦をw
おかずは左から、四角豆のウコン入りフリット、干し豆腐の香味醤油煮込み
蒸し鶏にマーガオ(台湾のスパイス)がけ、茶葉蛋(チャーイエダン・台湾茶煮卵)
なお、今回珍しく料理名をちゃんと書けているのは、お店の方の説明を録音できたからです。何度も忘れたり失敗したりしてるので、ようやく成功してうれしい〜
蓮の実、ハト麦、黒豆、緑豆、大豆、小豆、黒米、玄米を色々お豆と白米をじっくりコトコト煮込んだ特製中華粥
とのことで、表面には油條・クコ・ゴマ・ネギなどが浮かんでいます。
中華のお粥は何度も食べたことがありますが、この手の薬膳っぽいのは初めてかも。正直なところ「所詮おかゆだろ」と、ちょっとなめてて誠に申し訳有りませんでした。
このお粥、めちゃくちゃおいしい。味付け自体はシンプルでおかずとともに食べるんだけど、なんちゅうか穀物の旨みというかそういうのがいっぱいで、出来ることならお代わりしたかった…
このおかゆには、魚や肉類などの具は不要、というかむしろ邪魔。このお粥だけで成立しています。初めてなので一番ベーシックなランチメニューにしたのが、結果的に大正解でした。
〆のデザートはいくつかの選択肢の中から、マンゴープリンを。久しぶりに愛玉子(オーギョーチ)も食べたかったなあ。
ヤボ用がなければ池田に来ることはほとんどないはずなんだけど、このお店のために来たいと思うほど。性別でどうこうとあまり言いたくないのですが、料理の内容・お店の雰囲気ともに必ずや女子ウケすることでしょう。ランチタイム以降にお茶と点心を楽しみに来たり、日曜朝はモーニングも。いずれせよ、予約したほうがいいでしょう。二階では食事以外のイベントもなさっているそうで、いろんな楽しみ方が出来そうです。
{お店データ}
住所:大阪府池田市栄町3-13
電話:072-751-9200
営業時間:
金曜〜月曜/11時~17時 *17時以降は予約制
火曜/11時~14時
日曜朝ごはん営業/9時~10時半(予約制)
定休日:水木
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