今でこそ「ねぎ焼」はポピュラーな食べ物ですが、僕が初めて食べたのは社会人になりたての数十年前、まだ支店もなかった頃の十三(じゅうそう)の「やまもと」でした。ここが発祥とかいわれてるけど、当時他のお店ではどうだったんですかねえ。
ここには何度も通いました。当時から人気店だったので、僕にしては珍しく最長で1時間半ほど待った記憶があります。その後通勤電車が阪急からJRに替わり、たまに梅田エスト店には行ったことがあるものの、十三自体にほとんど来なくなったので、この本店に来るのはいつ以来なのか記憶にないくらい久しぶりです。
平日の13時過ぎだったのでさすがに待ち列はなく、席を用意してくれている間にメニュー検討。とはいえ、この店で注文するものは「すじねぎ」(1330円)と決めているので迷いはありません。冬場だったらカキネギもいいな。
今や支店もあるし冷食のおみやげもあるそうですが、やはり本店のカウンター席は僕にとって格別。懐かしいなあ。
僕が通っていた頃は、初代店主さんの子供さん達でお店をやっていましたが、今はさすがに代替わりしていますね。客前で焼くのではなく、調理用の専用鉄板でまとめて焼くスタイルは、今の時代にも合っているなと思いました。
ビールを飲みながら待っている間にすじねぎ出来上がり。ここのは基本的に醤油+レモンなので、何もかかってないように見えるこの状態のままいただきます。
もう何十年も前の記憶では、もっと大きくてもっと分厚かったような気もするのですが、他店のねぎ焼は薄焼きが多いので、これでも分厚く感じるかも知れません。ネギが高騰する度に「やまもとは大変やろなあ」と思い出してしまうくらい、たっぷりのねぎだらけ。キャベツメインのお好み焼とはまた違ったおいしさで、懐かしくいただきました。
｛お店データ｝（本店）
住所：大阪市淀川区十三本町1-8-4
営業時間：11時半～22時
電話：06-6308-4625
不定休
◎オマケ
「やまもと」のあと、ちょこっと「十三屋」にハシゴしました。
ハイボール600円・ポテサラ300円・若竹煮250円・おから250円で、〆て1400円。やすぅ〜
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