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泉万醸造のあじ味噌で自分好みな「味噌煮込みうどん」

今の僕を知る人には信じてもらえないでしょうが、子供の頃は好き嫌いが多くて、魚はほぼダメだったし野菜もかなり苦手。今みたいになんでも食べられるようになったのは、努力して克服したというよりは、時が経つにつれてごく自然にだんだん食べられるようになったってのがほとんどです。

でも数は少ないけど例外もあって、名古屋の味噌煮込みうどんはその一例。社会人になって名古屋に初めて出張した時に食べて、その出汁?の濃さと麺の固さに度肝を抜かれました。「こんな火の通ってない生麺みたいなもん、絶対食べられへん!!」と思ってから、なぜかトライし続けること数十回。その美味しさに開眼し、今や発作的に名古屋に行きたくなるくらいの好物になったのも不思議なもんです。

参考エントリ:味噌煮込みうどん

かつては定期的に名古屋に行く機会があったのですが、今やそれもなく、たまに食べたくなったら梅田の「あまの」に行ってみようかなあと思いつつ、未訪。たまにお土産で頂いたのを食べる程度で、ここんとこしばらくご無沙汰でした。そしたら、「こんなの食べたよ」のえて吉さんが味噌煮込みうどん用・泉万醸造のあじ味噌ってのを取り寄せたけれど、量が多すぎるからって御裾分けしてくれたんです。
うどん巡りに行った時に生麺は買ってあったので、その気になればいつでも調理可能。仕事の都合やらで延び延びになっていたところ、昨日ようやく決行。結果から先に書くと、個人的に大満足な出来栄えとなりました。

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えて吉さんが作ったのを参考に、自己流に作ってみました。この際だから?以前から欲しかったIH用の小さな土鍋も購入。まずは土鍋で湯を沸かし、加減を見ながらあじ味噌を溶き入れていきました。物足らなかったら何か追加しようと思っていましたが、実際には水とあじ味噌だけで充分。この味噌、かなり優秀です。吹きこぼれないように弱火にしたまま、余ってたやや上等のこんにゃく投入。本当はこんなもん入ってないんだけど、みそ田楽感覚でまあいいかと。
ある程度温まったら、薄揚げ・白葱・鶏のもも肉を追加、あまり火を通しすぎない状態にしたままで、別鍋に沸かしたお湯で生麺うどん茹で。えて吉さんは3分茹でてましたが、どういうわけかそれをうろ覚えで1分と勘違い(゚O゚)\(- -;
まあどっちみち茹で時間は加減見ながらと思ってたんですが、お箸で掴んだ感じで予定通り1分で良かろうとの判断。茹で上がったばかりのうどんを隣の土鍋に移し、少し火加減を強め、あらかじめ電子レンジで500W30秒ほどチンした玉子を加えたのが上の写真です。

写真 2015-11-05 18 37 18
土鍋の蓋には穴が空いているので、名古屋風とは行かず別皿に移して頂きました。本来うどんとして食べるなら13〜4分茹でるところ、わずか1分なんだからいかに生麺っぽいか、ある程度ご想像いただけるでしようか。とにかくこのカッチカチの麺に、どっしり濃くて重い味噌出汁(というかタレに近い)が抜群に合う合う!ここまで深くてやや苦みがある味噌味ってなかなか関西では出会えないでしょう。どっしりとした味噌味と超カッチカチの1分茹でうどんとのヘビー級の組み合わせ。名古屋の方には何を勘違いしてるんだと言われるかも知れませんが、これこそ味噌煮込みうどんの醍醐味ではないでしょうか。(違うかなあ…)

決して万人向けではありません。名古屋でもここまでのカッチカチがどれほどあるのかわかりません。でもねえ〜個人的にはめっちゃ良かったです、この味噌煮込みうどん。名古屋に行きたい欲がちょっと減退するほどやったなあ…

コメント

  1. えて吉 より:

    気に入ってたいただけたようで良かったです。

    いくら本場のは生煮えっぽいとはいえ、1分ってすごいですねぇ。
    消化不良起こしませんでしたか?(^_^;)

    • ish より:

      えて吉さん>
      いやあ、ほんまにええもんいただきました。最初は味見しながら何か足そうかと思ったけれど、結局そのままでいけたので、濃さを気にするだけだったのでラクチンでした。
      食べ終わってえて吉さんのを読み返すまで3分だったとは思ってなくって、1分茹ででこりゃあ大正解とゴキゲンで食べきりました。もちろん消化不良も起こさず。味噌はまだ残っているのでもう2回くらいは楽しめそうです。

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