9月の始めに、久しぶりの讃岐うどんツアーに行って来ました。今回は遠来のぷるみえさん・久しぶりのWakkyさんご夫妻・いつものえて吉さんというメンバー。そしてツアーの目的は、ついに・かねてより企画していた・念願の・待望の、「あの娘(こ)」に会いに行くこと、と早い段階から決まっておりました(注:女性陣にとってはどうでもいい)。そのあの娘とは誰なのか?!それはいずれ明らかにすることにしましょう。
◎一軒目:なかむら屋・前田東店
予め言っときますが、途中までは「あの娘」は登場しませんしなんの関係もありません(^_^;)
ということで、スタートは今年5月末に開店・全員初訪問のこちら。さぬきうどんをちょっと知ってるって方ならご存じの方も多いであろう「なかむら」のご長男が独立開業されたお店だそうです。
確かブログを始める以前、初めてうどん巡りをした時に本家・なかむらに行きました。その後はもう一度行っただけかなあ。建物とかエピソードとかシチュエーションなんかは記憶に残ってるんですが、うどんはどんなだったかあまり憶えてません。
オープンして間もないからかこういうポリシーなのかはわかりませんが、かけ・醤油・釜玉のみのシンプルなメニュー構成。オープン直後だったので、茹で上がるまで少し待って下さいとのこと、こりゃラッキー、喜んで待ちますとも!
うどんの熱いの冷たいのを指定してどんぶりに入れてもらい、だしは溫冷セルフでかけるシステム。どっちにしようか迷いましたが、ひやあつ(冷たい麺に温いだし)でイってみました。麺は幾分細めで少し扁平気味、茹でたてなのでおいしさ格別。暑い時期とはいえ、一杯目は温かいだしに限るなあと思う今日この頃。
さて、東京在住のぷるみえさんは今回が2回目のさぬきうどん巡り。それ以外のメンバーはかなりな回数をこなしているので、なんだかんだと車中でレクチャーしていたところ、「冬だったら『しっぽく』ってのがあってそれも是非食べて欲しいなあ」なんて話になりました。
それを聞いたワタクシ、地理関係や予定されていたコースのことなどなーんも考えずに「今でも谷川に行ったら食べられるのにねえ」とつぶやいたところ、Wakkyさん・えて吉さんがピピッと反応。そりゃおもろい、コース的にも無理はないし、その案採用!ってことで、急遽「夏の谷川製麺所」に向かうことになったのでした。
あ、「あの娘」はまだ登場しませんw
◎二軒目:谷川製麺所
「青い屋根の谷川」として超有名なこちら、僕も何度も来ているしWakkyさんご夫妻やえて吉さんはもっと来てるんだけど、全員が夏に来るのは初めて。
何故かというと、香川では具がたくさん入った「しっぽくうどん」を冬の時期だけ食べる習慣?があるんですが、ここ谷川製麺所では年中しっぽくうどんが食べられるっていうか、それしかメニューがありません。だもんで、これまでは季節感的にしっぽくの旬(そんなもんあるんか)の時期、冬にしか来たことが無かったんです。言い方を変えると、旬の時期以外にわざわざしっぽくを食べる理由もなかったですしね。
ぷるみえさんにとっては初しっぽく、残りのメンバーにとっては初・夏のしっぽく。ラッキーなことにここでも麺は出来たて、そこに自分で具入りのだしを寸胴からお玉ですくって上からかけて(載せて)いただきます。
僕は順番的に最後にだしをかけることになったんですが、具があまりなくって苦労していたところ、親切にも具をどさっと足してくれました(^^)v その結果、全くうどんが見えないてんこ盛り。具の内容は、大根・人参・ごぼう・竹の子・椎茸・なす。肉っ気は見つからずとも、野菜からいいだしが出ててうまいうまい!大量に使われている茄子がしっぽくの具としては珍しく、夏らしさを感じさせてくれて特にいい個性を出してました。
ぷるみえさんにしっぽくを経験してもらえたし、僕らも夏のしっぽくに大満足だったし、我ながらこれは大ヒットな思いつき。小サイズでこれが250円とは、毎度ながらほんとに恐れ入りますなあ。
うどんとは関係ありませんが、店内に近鉄バファローズのユニホームが吊ってありました。こんなの前からあったかなあと思いつつ店主に訊いてみたら、かなりなファンだそうで、今も(今はオリックス)バファローズを応援しにちょくちょく大阪まで行ってるとか。かつての本拠地・藤井寺にも縁が深いらしく、なかなか「へえ〜」なエピソードでした。
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