「ひとりひとり」のスゴいランチが復活(神戸・三宮)

本来は鶏料理屋の「ひとりひとり」。夜ももちろんいいんだけど、あまりにすごくて人気が出過ぎて長いこと休止していたランチが3年ぶりに’復活したと聞き、妻と行ってきました。
 

通された席は、不思議に縁があって何度目かの屋根裏っぽい座敷席。ここ好きなんです。
 

3年前までやっていたランチは平日のみ/1日あたり13食限定、今回は逆に金土日のみ/1日あたり15食限定。価格は1300円からちょっと値上がりしての人数変動システムで、多くなると安くなります。この日はまだアルコール解禁前でしたが、昼酒するならなんとドリンク全品200円オフの飲兵衛天国＼(^o^)／
 

飛び込みだとまず入れないので、当然予約済み。他に選択肢はないので、ランチプレートが出てくるまでお茶(多分烏龍茶)を飲みながら、ワクワク登場を待ちます。
 

いやー、前回のもすごかったんだけど、少し値上がりした程度を遥かに超えて、ものすごいことになってるじゃないですか。もちろんこれで一人前。何品あるのか数えることも、どんな料理だったか記録することも諦めて、とにかく早く食べたい食べ尽くしたいという気持ちしか沸きませんでした。
 

左下から反時計回りにアップで見ていきましょう。揚げ物だけでも7、8種類あったと思います。タルタルがかかったエビフライの裏側にも潜んでいますよ。

この辺りは野菜中心、というか全体的に野菜が多く使われています。右下のアイスクリームみたいなのは、コーン型の容器に盛られたポテトサラダ。遊び心ありますねえ。

右上コーナーも野菜豊富でお惣菜チック。以前一緒に来たえて吉さんだったら、これで飲まないなんて有り得んでしょう。僕も飲みたかったけど、解禁前だったしなあ…

それぞれの料理はもちろんおいしくて、しかもこれだけ作るのにどんだけ手間かかるねん、しかもその上これだけチマチマした器に盛り込んでいくとは、なんと(いい意味で)ヘンタイ的なんだろうかと感動的に呆れ返ってしまいます。よっぽど好きじゃなければこんなこと絶対しませんよね。
 

お茶をお供にプレートを平らげようとしていると、卵かけご飯と豚汁が登場。この豚汁が曲者で、お箸を入れてみたら表面近くまで具だらけ。大根とか人参が多いんだけど、ほんとにみっしり入ってて、これとご飯とお漬物くらいでお昼ごはんなら充分って感じのボリュームなんです。割とよく食べる妻も終盤苦しそうで、僕がプレートのおかずをいくつかヘルプしたほど。

卵かけご飯がこれまた困ったことにおいしいんだ。この豚汁ならできれば白ごはんが欲しくて、おかわりでこれっていきたいところ、でもとてもじゃないけど無理っす。
 

とどめのデザートは4種類からの選択。満腹の方におすすめなんてあるのもさもありなん。

甘いものは別腹な人なので、欲望の赴くままプリンを選択。これだってちゃんと自分とこで作ってはるもんな。

以前のランチを知った上で、再開したからには同等以上だろう、どうなるのかなと楽しみにしていました。結果はご覧の通り、遥かにぶっ飛んだ進化系。もうね、ヘンタイ的というか、手間の塊です、このランチは。大変なはずと思いつつ、でも恐らくはすごく楽しみながら作ってはるに違いない。でないと、こんなもん作れませんもん。
飲めないのを承知でまずは来てみましたが、やはりこれは仕切り直しが必要です。神戸では当分土曜日曜は飲めないので、金曜一択。以前みたいに予約殺到になる前に再訪せねば。