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いい店見つけた「祥龍」(神戸・元町)

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特段あてもなく元町界隈を妻とフラついていたら、元町郵便局の西側でこの店に遭遇。思わず「こんな店あったっけ?」と(小声で)叫んでしまいました。それもそのはず、この「祥龍」は11月16日にオープンしたばかりの新店。
 

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店内はカウンター席10席のみ、中国から来日して2ヶ月の女将一人で店を仕切っておられます。中国で日本語を勉強されていたし、ご主人がすでに神戸で別の仕事をされているので、難しい話以外は日本語で会話可能。偉いなあ、僕はこんにちはとさようならとありがとうくらいしか言えないもんなあ。
 

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(上の写真は、ポインタを載せれば矢印が現れるスライドショーになっています)

メニューを見るとトップにラムの串焼きがあったり干し豆腐を使ったメニューがあったりで、女将は中国東北地方のご出身。訊けば、ほとんどのものは自分で仕込んでおられるのだそうです。

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お昼の定食もあるし、通し営業なので昼飲みも可能。できれば紹興酒を置いといて欲しいなあって、向こうではあんまり飲まないとも聞きますが。
 

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料理を注文して出来上がるまでに、おまけを出してくれました。上は炒りピーナッツ・下はキムチで、どちらもお手製。

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ハルピンの本格ソーセージ(小500円)も同じくお手製。この手の中華風ソーセージは何度か食べたことがありますが、いい意味で刻み方が粗めで塩が効いてて、アテに最適。
 

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メニューを見た時からこれは美味しそうと思っていた水餃子(6個480円)は、やはり予想的中の大当たり。女将によると焼き餃子の皮は出来合い・中身はお手製だけれど、この水餃子は皮も中身もお手製。一粒が大きくぽってりしていて、皮もちもち・アンぶりぶりでシューシー。アンの旨味がしっかりしているので、何もつけずにこのままで充分おいしい。日本ではあまり食べる機会がないけれど、ちゃんと作った水餃子はやっぱりいいなあと再認識させられました。個人的には日生の「山東水餃大王」(もう6年も食べてないのかっ⁉︎)以来の大正解水餃子で、これに出会えただけでこの店に来て良かったなと思いました。
 

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続いて中国東北地方定番・干し豆腐炒め(790円)は、硬めのきしめんを使った焼きしめんのような感触。

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豚まんを注文したら品切れで、勧められるままに焼小籠包(3個1セット・値段不明)を。スープたっぷりのこちらももちろんお手製。

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酢豚を注文しようとしたらかなり時間がかかるらしく、それよりは時間がかからない茄子の四川風炒め(890円)で〆。最初はビール飲んで途中で麦焼酎にチェンジして大満足。

正直なところ炒め物は僕らにとっては塩味が強めで、ご飯が欲しくなりました。寒い地方の料理だから味付け濃いめになるのかなあ。まあこれはこれで現地っぽいと受け止めるとして、とにかく水餃子は是非もの。今回振られた酢豚も気になるし、焼き餃子も豚まんも食べてみたい。こりゃあなかなか面白い店ができました。

{お店データ}
住所:神戸市中央区元町通1-9-8
電話:080-5789-7999
営業時間:10時~24時
定休日:無休
 

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