一度ランチで来てすごく気に入った楽関記に、今度は夜に伺うことができました。こちらのお店、外からだと1階のカウンター席しか見えないんだけど、実は地下にテーブル席が20席もあるので、ちょっとした宴会なんかもできるんです。
今回は4人分の席だけを予約したら、地下のテーブル席に案内されました。暗めの室内にテーブル付近だけ照明が当てられていい雰囲気。他のテーブルも満席で、この日は結構年齢層若目に感じました。まずはビールと、前回食べて気に入った生搾菜(大・950円)をつまみにしつつ、メニュー検討。生搾菜、ちょっとでか過ぎたかも(^_^;)
僕だけは夜も2度目で、前回他のテーブルに出ていた前菜盛り合わせ(1人前1380円〜)が良さそうだったので、これだけは最初から注文しようと決めていました。店のメニューのダイジェスト版盛り合わせとでもいいましょうか、上の写真が1人前で、4人でこれを2人前取りました。
下段左から右に・干し豆腐と豆もやしと春雨と香菜の和え物/キクラゲとクコの実の冷製/生搾菜(注:ダブるのを承知で先に単品を頼みました)、中段左から右に・皮蛋/クラゲの酢の物(だったっけ)/ミル貝湯引きネギ油ソース/腸詰、上段左から右に・鹵水(ろすい)叉焼/鹵水牛腱(スネ肉)/むし鶏。
鹵水(ろすい)料理というのはこの店のウリのひとつで、ここで初めて知りました。
◎参考リンク:鹵水/上海のお昼ご飯!
とにかく素材色々・あっさりしたものからしっかりしたものまでバラエティに富んでいて、これだけでも十分楽しめるし飲める飲める。
前菜盛り合わせでワイワイやっているうちに、この店のもう一つのウリ・小籠包が登場。5個680円のところ、人数に合わせて8個にしてもらいました。皮を破かないようにレンゲに運んで、中のスープをちょっといただいてカプッ。2個目はちょっと黒酢を足してカプッ。やっぱり小籠包は楽しいなあ、おいしいなあ。
一品料理としては椎茸のシュウマイを選択、こちらも3個540円のところ4個にしてもらいました。ジュースをたっぷり含んだ分厚い椎茸がシュウマイの旨みをブーストしてて、大きめとはいえ1個でも十分な存在感でした。
〆には麺の美味しさが際立つ葱油伴麺(ネギ油そば)太麺(780円)を分け合って、お腹ポンポコリンの大満足。
ディナーなら、初回はやはり前菜盛り合わせでいろんなものを試してみるのが正解でしょう。下手すりゃそれだけで終わってしまう可能性もあるけど、そっから傾向をつかんで次は何にしようかなあと考えるのがよし。僕は通算で3度来ていますが、次回は未食の鹵肉飯や鹵水料理のいくつかや上海蟹なんぞをぜひイってみたいもんです。やっぱここはいい店だわ。
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