「ランチ」カテゴリーアーカイブ

さすが創業来110年・グリル冨久屋(京都市東山区)

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久しぶりの京都ってことで、ランチは洋食と数日前から決めていました。ずっと前からリストに入ってた「グリル冨久屋」は、四条河原町の南東方向・通称宮川町と呼ばれるゾーンにあり、鴨川を挟んだ西側の木屋町あたりに比べてあまり観光客がいません。


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妙に浮ついたところがなく地元客中心の落ち着いた雰囲気の店内ですが、壁に貼ってある芸舞妓さんのうちわがこの場所らしさを感じさせてくれます。12時から21時までの通し営業をされており、ランチタイムを過ぎてもチラホラとご近所の方がお店に入ってこられていました。明治40年(1907年)創業、今年で110周年を迎えられ、現在のシェフは4代目だそうで。さすが京都どすなあ〜


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(写真にマウスをあわせると、スライドショーの矢印が表れます)
そんなに席数はないけれど、メニューは豊富。サンドイッチ類などそれなりの値段ですが、かなりのボリュームがあるそうで、前に座ってた客さんがお店の人に「食べきれませんでしたわ〜」って言ってはりました。食べてみたいもの色々、「車海老のジュクセル」ってどんなのかなあ。


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14時までならランチタイムのサービス弁当3種あり。お得なのでこれにしようかと思いましたが…

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せっかくなので、ここの看板メニューの洋食弁当(並・赤だし付き)1360円を。ほんとかどうかは知りませんが、「おちょぼ口の舞妓さんのために、小さめのおかずを色々詰めた洋食弁当」って、祇園あたりでちょくちょく見かけますね。神戸や大阪ではまれで京都独特の洋食スタイルだと思います。


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それなりの時間の後出てきた弁当は、予想以上にボリュームあり。写真いまいちで申し訳ありませんが、手前でボケてしまったのは白身魚のフリッター。ゴロンとしててレモンとタルタルでいただくと、ホワッといい香り。その左には中サイズのエビフライが2尾、その右手の一口トンカツ2個は厚めでヒレでしょうか、盛りつけの加減で小さく見えても実は結構な大きさ。一番奥にはミニサイズのハンバーグがこれも2個。ふわっとタイプではなくしっかりしてて、サラッとあっさりめのドミグラスソースを纏っています。
どれもこれもきちんと作られており、ストレートにおいしい。そして「舞妓さんってこんなに食べるのか?!」って思ってしまったほどのボリュームで、満足度高し。注文した時はちょっと割高かなあとも思いましたが、食後は「むしろお得!」に変わりました。

派手ではなくごくフツーに見えても、110年も続いているお店にはそれなりの理由があるはずです。周囲の風情を含め、予想を超えるとてもいいお店でした。次回はサンドイッチも食べてみたいなあ、あ、持ち帰りでもいいか。

参考サイト:グリル富久屋のお値打ち洋食弁当 宮川町松原橋近く〜食べて太って歩いて食べて 。京都中心☆京阪神
↑子供の頃から通ってらっしゃる方が、色んな料理を食べてはります。洋食弁当(上)もあり。


{お店データ)
住所:京都市東山区宮川筋5-341
電話:075-561-2980
営業時間:12時~21時
定休日:木曜・第3水曜


「ひとりひとり」のスゴいランチ(神戸・三宮)

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ちょい飲み手帖でいろんな店に行った中でもベスト3に入る鶏料理の「ひとりひとり」。店に行った後、ランチがスゴいことを知りました。
その概要は、平日火曜~金曜限定・一日限定13食・日替わりプレート15種前後・こだわり卵の絶品玉子かけご飯・野菜たっぷり豚汁・デザート付きで税込み1300円。13食しかないので実質的には予約のみ、特に日替わりプレート15種前後ってのが値打ちものじゃないですか。


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早速行ってみようと思い立ちましたが、一人で行くのもナニやなあとえて吉さんを誘ってみたら「飲めるんですかねえ」との反応。もちろん昼飲み出来るし、ただでさえリーズナブルなドリンク類がランチタイムは100円引きと返答すると、即OKとなりました。

当日お店に行ってみると予約済みの先客さんが既に何人か待機されており、12時開店で入店開始。客層のほとんどが女性同志のグループで、オッサンは僕らだけ、しかも昼間っからガンガン飲んでるのも僕らだけでした。でもねえ、この料理だとこりゃあ飲まんと損でしょ…




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(エントリ内の写真はクリック二度で大きくなります)
こちらが日替わりプレート。プレートといってもほとんどお盆サイズで、僕らが座ってた座卓では向かい合わせに座るとはみ出して載せられないので、はす向かいに座らないといけないほど。15種類程度ってことでしたが、軽くそれを超え、20種弱色々と盛り付けられています。



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鶏料理の店らしくチキン南蛮なんかもあるものの、主体は野菜中心のお惣菜。

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恐らく出来合いのものはなく、全部自分とこで作っておられるのでしょう、盛りつけを含めなんという手間のかけ方。

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薄味で食べ飽きず、もちろん食事として楽しむのも良し、昼飲みにも最適というか豪華すぎ。夜営業が主体なのに、このランチを13人のために作るとは、「料理好き」でないと有り得んでしょう。



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プレートの料理をアテに旨い旨いと飲んでいたら、こだわり卵の絶品玉子かけご飯登場。もうちょっと後のほうが良かったので、次回は飲むならその旨伝えようと思いました。もちろん内容的には不満あるはずもなく、ワシワシいただきました。


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豚汁も具だくさんで豪華。玉子かけご飯もいいけど、白ご飯も欲しくなります。


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〆のデザートはこだわり玉子の大きなプリン。うーん、ここまでやるかぁ…


ウダウダと感想書かなくても、スゴさは伝わると思います。これで1300円とは申し訳ないくらい。売上に貢献しようといっぱい飲んだらサービスしてくれたし、なんといいお店なんや。これは早いとこ夜の部にも行ってみなければなりません。


青春18きっぷで春のトミー2人ツアー・後編(福井市)

(前編からの続きです)

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程なくやってきました、ここでは外せないシチュー。真っ黒けでようわかりませんが、今回は(左)ビーフ(右)タンの盛り合わせ。ズバッと切り分け、まずはビーフをmyblackmamaさんにどうぞとおすすめしたところ…
口に入れるやいなや「うわっ!」と声が出て、目を覆ってはります。やった〜!\(^_^)/ この方がおいしくて涙を流すシーンを見るのは僕はこれが二度目。「こんな料理食べたことない〜」といいながら喜ぶ姿を見て、わざわざ遠くまで一緒に来てもらって本当に良かったと思いました。側で様子を見ていたマダムにも、その感激が充分に伝わったと思います。かなりなレベルまで自分で料理する方だけに、このソースにかかっている手間とその凄さが一瞬で理解できるのでしょうね。ビーフもタンもあっという間に平らげて、セットに付いているご飯を全部投入し、残すことなくソースもきれいさっぱりいただきました。

ここまででそれなりに食べたけれど、まだなんか〆として食べたい。あれこれ考えているうちに、ふといつかの週替わりランチで見かけたモノを思い出し、もし可能ならとマダムに相談。厨房に訊いてもらったところ、時間がかかってもいいならということで、わざわざ作ってもらえることになりました。


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なんだかんだ話してるうちに登場したのが、こちら「海老のグラタンライス」。クリームコロッケは何度も食べてるけど、ここでライスグラタン系を食べてみたいと以前から思ってたんですよね。お店としても予定外の料理なので、わざわざベシャメル作るところからやってくれました。(無理言ってスミマセン)
スプーンでざっくりすくい取ったら、ご飯は予想外のサフランライス。サフランと海老とバターの香りが一帯となって、こりゃあ洋食の一つの醍醐味ですなあ。旨い旨いと2人でバクバク食ったので、断面写真を撮るのをすっかり忘れていました。これ食べながら、昔々たまに父が連れて行ってくれた店の名物「エビカニ飯グラタン」というのを思い出していました。今度はケチャップ系のライスグラタンも食べてみたい〜


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2人とも甘いのもイケるので、デザートはそれぞれフルーツやシャーベットも載っかったチーズケーキとプリンの2種をいただきました。これ食べて、myblackmamaさんは意識的に砂糖超控えめにしてあることを指摘。三代目いわく、料理の後で重すぎないように、通常レシピの(確か)6掛けくらいしか砂糖を使ってないのだとか。今まで何度も食べてるのに、そんなこと僕はなーんも考えてませんでしたw



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初トミーのmayblackmamaさんに涙を流すほど喜んでもらい、上機嫌でトミーを出発。徒歩でいつものスーパーに寄ったりしながらテケトーに駅方向へ。余り行ったことがない駅の西側の福井城址(福井県庁もあり)では、桜が五分咲き。福井では僕らが行った前日に桜の開花宣言があって、その2日後には満開宣言と史上最速だったそうです。出発当日の朝、マダムから「三分咲き程度ですよ〜」と連絡が入っていたのですが、食後にはここまで咲いてくれたおかげで予想外の花見も出来ました。
今度トミーに来るのは夏かなあ。


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青春18きっぷで春のトミー2人ツアー・前編(福井市)

年3回、青春18きっぷが使える時期になると、大好きなレストラン・トミーに行かねば気が済みません。今回は僕の都合で4月の1週目になってしまい、年度替わりの時期なので皆さん色々お忙しいだろうから同行者なしになるかもと思っていたら、なんと日頃何かとお忙しいmyblackmamaさんが名乗りを上げてくれました。myblackmamaさんは料理の腕前も相当なもので、トミーは今回が初めて。果たしてどんな感想が聞けるのか、とても楽しみです。


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途中わずかにダイヤの乱れがあったものの、予定通りに福井に到着。福井は初めてのmyblackmamaさんに駅周辺をざっくり案内した後、タクシーで開店まもなくのトミーに到着。
参加者が多いと色んな料理を頼めるんだけど、2人だと限られるのでどうしようかなあと事前に少し悩みました。シチューものは是非モノしても、あとはどうしたもんか。……うーん、決まらんなあ、めんどくさいし、もう考えるのやめっ!ってことで、当日出たとこ勝負にすることに決めていました。


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…で、メニューを見ながら相談の結果、タンシチューとビーフシチューのセット(前菜・パンかライス・デザート・コーヒー付き3500円)と、週替わりのシェフ特製ランチ(オードブル・スープ・メイン料理2種・パンかライス・デザート付き1890円)をいってみることにしました。
こちらはどっちのかよくわかりませんが、多分前者の前菜で、シーフードカクテルのアボカドソース載せ。後ろに見えてるとおり、飲み物は最初から赤ワインをフルボトルでマダムにお願いしたところ、myblackmamaさん好みなブルゴーニュのピノ・ノワールが出てきて早速喜んでいただけたようでした。

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続いて遠方から来訪のため?増量サービスバージョンのオードブル。ここまででも充分な量があったので、ワインがどんどん進みました。この後出てきたコーンポタージュをmyblackmamaさんにお譲りしたところ、「自分でもコーンから作るがこんな味にはならない」との感想。マダムいわく、ベースとなる野菜ポタージュにコーンをプラスして作っているからだそうで。



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ここからはメイン料理、まずシェフ特製ランチはポークのトマト煮込みとタンのクリームコロッケ。前者はレギュラーメニューにないので僕も初めて。ぶっといポークがゆっくり一晩かけてトマトソースで煮込まれていて、口の中で軽〜くほどけて旨味が湧き出します。レギュラーメニューにはない、トミーの新たな側面に出会えた感じがしました。
一方のタンクリームコロッケは、これまで僕は何度か食べたことがあるこの店のスペシャリテのうちの一つ(ぜひ左記のリンク先で断面もご覧下さい)。初めて食べるmyblackmamaさんの様子をうかがってると、一口これを口に入れるや、むむって感じでソースの味を再確認。しばらく味わって「このソース、すごいですね、なんやこれ」と。僕が、「だからこれが例のドミグラスです」っていうと、ほとんど無言のままソースつけてコロッケをムシャムシャ、ワイングビリ。

プレート一枚を綺麗に平らげてから、マダムに次の料理をお願いしますと伝えると…

(〜長いので後編に続く)


ドンクは神戸生まれです(神戸・三宮)

ドンクのあゆみ(上記画像は、勝手ながらドンクHP>会社情報>ドンクのあゆみ から一部使用させていただきました)
全国各地、そして海外にも店舗をもつベーカリー・「ドンク」の発祥・本社が神戸だということは、今となってはあまり知られていないように思います。そんなことを意識することもなく、当たり前のようにいろんな街に存在しているせいなのかも知れません。神戸発祥であることは物心ついた時から僕は知っていましたが、ドンク創業100周年を機に発刊された「ドンクが語る美味しいパン100の誕生物語」を読むまでは、発祥がなんと我が家の近所・神戸市兵庫区柳原であることは知りませんでした。何故ドンクが柳原で生まれたのか等々、この本の中には興味深いエピソードがいっぱい詰まっています。


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ずっと前から神戸三宮センター街の西端にあるこのドンクが「本店」であることも、今やあまり知られていないのではないでしょうか。かつてはこの北向かいにファミリア、その並びにトンカツの「む蔵」、オールドファンには懐かしい「ミッチャン」など、神戸らしいお店が集まるゾーンでした。
そのドンク本店の2階3階には喫茶室があって、子供の頃、何かのお祝い事なんかの時に、ここででっかいいちごショートケーキをごくたまに食べさせてもらってました。メニューの中にはサンドイッチなんかもあって、実は子供の頃からずーっと食べてみたいと思っていたものがあったんです。



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それがこれ、ドンク本店喫茶室のビーフカツサンド1500円也。恥ずかしながら数十年生きてきて、今回初めてのご対面です。妻と一緒に遅めの昼食を取ることになり、開いてる店が限られる中ふとここを思い出し、おねだりした甲斐がありました。飲みに行ったりすることに比べればビビる金額ではないものの、サンドイッチでこの価格だと勇気が要る僕は、そう小心者なのさ〜


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さすが神戸・さすがドンク。ビフカツの肉質よくそれなりの厚みも旨味も存在感もあり、変な言い方ですがすごくまともなビーフを使ってるなあと。ちょっと珍しかったのは、フィリングに玉子がプラスされていること。妻がオーダーしたえびかつサンドも同様だったので、なんかポリシーがあるんでしょうね。カツに玉子の味がプラスされておいしいんだけど(パンと玉子は合う)、食べる時にこぼれそうになるのが難点。トーストされた食パンでこれら具材を挟み、こんなに綺麗にカットするなんて、まさにプロの技。
念願叶った初めてのビフカツサンドは、やっぱりさすがドンクな代物でした。どうやらハーフサイズでも注文できるようなので、これからはもう少し気軽に来て注文できそうです。やっぱりビフカツサンドはうまい!


{お店データ}
住所:神戸市中央区三宮町2-10-19
電話:078-391-5481
営業時間 :
[1F:ベーカリー 2F:喫茶室]9時半~20時
[3F:喫茶室]11時~20時
不定休