アメリカから一時帰国していた友人の定宿が麻布十番だったので、近辺で晩ご飯の店探すことにしました。友人は中身はほぼアメリカ化しているとはいえ久しぶりの帰国で和食希望、でもアルコール類は飲まない、けど僕は飲みたいし、どうしようかなあとテケトーにぶらぶらしてたら、ピンと来たのがここ「すぎ乃」。
店頭のメニューと、小窓から見える店内の様子で、なんとなく大丈夫だろうと判断しました。1階のカウンター席が良さげだったけど、空いてたのは2階の個室。結果的には積もる話がゆっくり出来て正解でした。
麻布十番あたりの物価がどうなのか知らないのですが、都心でこれくらいの価格ならまあまあなんかなと。お造り・お惣菜系・高級食材・ちょっと洋食まで、間口が広いです。
帰って調べてからわかったのですが、こちらは奈良が本店の、おでんが看板のお店でした。東京まで来て奈良のお店を選んでしまったかーとちょっとガックリきたけれど、おいしかったからまあいいか。
メニューを検討している時に出てきた突きだしが、小さな椀に入ったお出汁とシジミ数粒。このお出汁飲んで、ああこの店は大丈夫と思いました。
まずはさっぱり胡瓜とミョウガの酢の物(590円)。おいしかったけど、これは値段的には高め。
おでんの蓮根挟み揚げ頼んだら、こんなのが出てきました。ほとんど揚げ出しですな。
こちらもおでんで、あじ豚の角煮と新玉ねぎ。見た目はおでんとは思えません。
2つともおいしかったけれど、従来の「おでん」というのを期待していると裏切られます。他のネタがどうなのかは不明ですが、裏切られるのを面白いと思うかどうかで評価が分かれそう。(個々の値段も不明だし)
立派なサイズのだし巻き玉子(890円)。お出汁がおいしいので、だし巻き玉子も無論。中身はほぼアメリカ人の友人も、こういうのに強く惹かれたようです。ちなみに僕は最初だけビールでその後は焼酎、友人はアップルサイダーかなんかを飲んでました。まあどうぞご自由にw
最初にメニューを見た時から気になっていたメンチカツ(980円)で〆。ゴルフボールより少し大きめなのが2個でこの価格なので、個人的感覚ではけっこう高い。まあ東京ならこんなもんでしょうか。パカッと割ってみたら肉汁ジュワ〜。豚比率高めのいい肉で、ソースも洋食屋っぽくそれなりに手間がかかっていそうで、おいしくいただきました。個人的には、これが一番良かったかも。
麻布十番で当てずっぽうで入って、これなら上出来でしょうね。この後店を変えてスタバに移って、3時間くらい話したでしょうかね。飲み食いするよりも話すほうが大事な一日でしたが、昼から夜までほんまによく喋りました。
{お店データ}
住所:東京都港区元麻布3-11-2
電話:03-6434-5189
営業時間:月〜土/17時~25時 祝日/〜22時
日/15時〜22時
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