GWに家族でランチに行くことになり希望をつのったところ「景色がいいところ」とのリクエスト。「おいしければいい」主義な我が家にしては意外なりクエストに面食らいつつ、なんだかんだ調べてみたら、おっ、これって面白そうってのに行き当たりました。
結論を先に書いておきますが、この企画、めっちゃお得です。
それがこちら「神戸6ホテルグランシェフチャリティーランチ」。
KOBEホテル6社会は、2017年3月1日(水)~5月7日(日)の68日間にわたり、「あしなが育英会」 を通して親を亡くした子どもたちを支援するチャリティー企画「グランシェフ チャリティーランチ」を開催いたします。
第16回目を迎える今回は、「神戸開港 150 年」を記念して“世界の文化が花開く神戸の美味”をテーマに、KOBEホテル 6 社会加盟ホテルの6人の総料理長が、地元食材を取り入れたり、港町らしい食文化 を思わせるエッセンスを加えたりするなど、趣向を凝らした特別ランチをご用意いたします。 なお、本チャリティーランチでは、全売上金額からサービス料分の 10%を「あしなが育英会」に寄付し、 親を亡くした子どもたちのケア活動に役立てていただきます。
KOBEホテル6社会は、ANAクラウンプラザホテル神戸・オリエンタルホテル・神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ・神戸 ポートピアホテル・神戸メリケンパークオリエンタルホテル・ホテルオークラ神戸。今回の企画は、それぞれのホテルで3,000円コースなら前菜・スープ・メイン1品(魚または肉料理)・デザート・パン・コーヒーまたは紅茶、4,500円コースならメインが魚料理と肉料理の2品で、ランチを提供しようとするもの。リーフレットを見て悩んだ結果、唯一山側に位置するANAクラウンプラザホテル神戸の36階にあるレストラン&バー「Level 36」を選んでみました。
まずはパンが3種(写真は4人前)。オリーブやらトマトやら使って頑張ってくれてますが、そこまでやらんでもバゲットでもええんやないかと思うくらいの力の入りようです。
前菜が出てきて、ますますその力の入り方にびっくり。これで一人前(以下同様)、盛りつけがアーティスティック。
「パンチェッタを纏ったバナナのソテーに小海老を添えて マイクロハーブとラディッシュ、サフランクリームチーズとレモネードドレッシングとともに」
肉類と果物の組み合わせがダメって方もいますが、僕はオッケー。お皿に点々と散りばめられている黄色いサフランクリームチーズが特によく合っていました。
続いてスープ:「グリーンピースのスープ 竹炭ウエハースに鶉玉子と糸唐辛子をのせて」
何だかわからない甘味が加えられていたので、竹炭ウエハースを崩し糸唐辛子とともにスープに混ぜていただきました。面白かったけど、これは甘味がない方が良かったかな。
メインはお肉料理を選択:「神戸ビーフのラビオリ、アーティーチョークとクリームチーズのピューレ、神戸ワインソース そら豆、ベビーにんじん、エシャロットのロースト、シイタケを散りばめて」
ラビオリの中身がすね肉(多分)をホロホロに煮込んだものが入っていました。がっつり肉気ってわけじゃなくても、手間がかかっていて満足度高し。
〆のデザート:「コーヒー風味のスポンジ、マスカルポーネクリーム、フランジェリコアイスクリーム チョコレートクランブル 温かいエスプレッソをかけて」
手の込んだアフォガートスタイルでボリュームもたっぷり。街中で食べたらこれだけでも軽く1000円オーバーするでしょうね。
最後にコーヒーか紅茶が選べて、これで3000円(税サ別)。眺望もいいしゆったりくつろげるし、かなりのヒットでした。6ホテルとも同価格・同コース構成だから、競争意識が働くってこともあるのでしょうか、とにかく手のかかり具合が半端じゃなくって、いい意味で目でも味わえるコース内容でした。
残念なことにこのコースをいただけるのもあと一週間。もっと早く知ってりゃ他のホテルにも行ってたんだけどなあ。とにかくまだ間に合います、GWに行けそうなら是非おすすめします!
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