ちまたではけっこう有名だそうですが、課題店だった「神戸北野 旭屋精肉店」に初めて行ってきました。昨年末までは「北野工房のまち(現在は神戸北野ノスタ)」で営業、今年4月から現在地に移転、本店は大正15年創業・高砂市の「ミート&デリカ旭屋」。何かとメディア露出も多いようだしサイトは派手なのに、店舗は実直な感じです。
基本は精肉店で、お惣菜を買って帰ることも出来るし、店頭の椅子に座ってコロッケかじりながらビールを飲むことも出来ます。ネット通販で現在43年待ち！の「極みコロッケ」をさらに進化させた「神戸北野熟成プレミアム」(1個918円！)も、ここならいつでも食べられます。まあ僕はそんなのには興味ないですけどｗ
店内には2名がけテーブル席が5つあって、イートイン可能。精肉店だけあって、「北野の洋食店」価格ではなく惣菜価格なのが嬉しいです。
数あるメニューの中から「選べる洋食セット」(1320円)に即決したのはいいけれど、3品どれを選ぶかお店に入る前にかなり悩みました。
お店に入ったら、いきなりお肉が並んだショーケースが。神戸ビーフ上切り落とし100g600円とか、なかなか惹かれるものがありますな。
平日の12時半ちょい過ぎで、かろうじて一卓だけ空いてました。ランチタイムピークの2波目に入ったところで少し時間がかかるとのことだったので、生ビール(660円)を先に頼んでゆっくり待つことにしました。つき出しに神戸ビーフの佃煮がついてきてうれしや。
なおオーダーはテーブル上のQRコードを読み込んでの注文で、けっこう細かく設定できます(ビールは先か食事と一緒かとか、ご飯のサイズはとか)。店員さんも、感じがいいです。
15分ちょっと待って「選べる洋食セット」が運ばれてきました。ご飯は普通サイズにしましたが、このおかずのボリュームなら大盛り推奨。お味噌汁には豚バラ薄切り肉とオクラが入っていました。
精肉店なんだからやっぱり肉系をということで、三品はハンバーグ・ミートコロッケ・メンチカツの自家製トリオを選択。境目が分かりにくいですが、メンチカツがかなり大きいです。デミグラスソースは自家製とのこと。
ハンバーグぎっしり系で肉肉しい・メンチカツでかくてコロモバリバリ、さすが精肉店だけあってどれもヒジョーにおいしく、中でも特に良かったのが神戸ミートコロッケ(注：上の写真はハンバーグの断面です)。これ、一個130円のだと思うんですが、牛脂がじゃがいもに溶け込んで、自然な甘さがとってもいい。
デミグラスソースがちょっとだけついてるけど、素の状態で食べてみたくてこれと1個378円の神戸ビーフプレミアムコロッケをテイクアウトしました。持って帰って食べてみて、やはりこれは何もつけないほうがよりおいしさがわかるし、個人的にはプレミアムより神戸ミートコロッケのほうが好みです(安いしｗ)。
次回は、選べる洋食セットで同じ3品にしてコロッケは素で、にしたいです。あったかくなったら店頭でミートコロッケセット(720円)も良さそう。生ビールが660円だから、コロッケは60円でいただけてしまうのでお得です。イートインが11時から16時までの通し営業なのもありがたく、安価でおいしくていいお店に巡り合えました。
{お店データ}
住所：神戸市中央区山本通2-2-13
電話：078-291-1160
営業時間：10時～18時(イートインは11時〜16時)
定休日：年末年始、ほか不定休
コメント