中断していた京都ネタを再開します。(まだあるんかいっ！)
二日目は二条城を見学して(ちゃんと見たのは初めてで見ごたえありました)、寒かったので昼ご飯はあったかいそばを食べたいなあと思って探してたら、「更科」が見つかりました。「更科」「京都」の２ワードで検索すると予想通り複数ヒットするんですが、ここは二条城の真南にあるお店です。
この時は、台風の目のようにたまたま空いていた店内。写真右手の小あがりは八席程あり、グループ行動の修学旅行生が利用していました。そば屋なら比較的安価だから学生さんでも利用しやすいし、駐車場があるので観光タクシーでも案内しやすいようです。こういうお店に若いうちに来るのはいい経験ですね。
メニュー読解が楽しいです。そばメニューとうどんメニューは区別されているのか。京風たぬきは、おそらく揚げ入りのあんかけうどん。きつねとイナリはどう違うのか訊いてみたら、前者は薄揚げの刻みで多分味付けなし、後者は大きな味付け油揚げ。もっとちゃんと訊けばよかった。衣笠うどんってなんやろ、ちゃんぽんも気になる。「そばは釜より揚げたて」なのが嬉しいです。
妻のチョイスは鴨そば(1200円)。メニューに鳥なんば(多分鶏肉とネギ)はあるけど、鴨なんばはなく、鴨そばでもネギ入りという奥の深さ。まあネギ入ってるほうが望みだったので、こっちのほうが全然嬉しや。
で、僕のは京にしんそば(1150円)。前回いつ食べたのか覚えてないくらいだいぶ前で、特に好物でもないのに数カ月前に急に思い出し、ずーっとむっちゃ食べたかったんです。食べようと思えば食べられる機会はありましたが、なぜか次は京都でって決めてました。
ここのにしんそば、基本的にそばとだしがおいしい。どうってことない見た目なのに、フツーに・日常的に・当たり前のように、こういうレベルのそばが食べられるご近所の方がうらやましいなあと思いました。わが家の近所にもおいしいそば屋さんがあるんだけど、あそこではもりかざると決めてるのでねえ。
冷えたからだがぬくもり、ずっと食べたかったにしんそばが食べられて、それだけで大げさですが幸せな気分になれました。京都にはちょくちょく来ていても、このあたりに来ることはあまりないのですが、近くに来たらぜひまた寄りたいです。その時は何を食べようかなあ。
{お店データ}
住所：京都市中京区大宮姉小路上ル三坊大宮町123
電話：075-841-5933
営業時間：10時半～18時 祝日は〜17時
定休日：日曜
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