伊豆栄 本店（東京・上野）

朝から上野の国立西洋美術館を堪能した後、事前にチェックしていた伊豆栄本店へ。
 

上野近辺だけでも3店舗あるそうで、本店だけでも7階建てのビルでこの席数とは、さすが創業300年超の老舗です。
 

案内された最上階の7階は広々とした椅子席で、老舗とはいえカジュアルな雰囲気。他のお客さんもいらっしゃったのでちゃんと見られませんでしたが、飾ってある絵はそれなりのものなんでしょうなあ。
 

コース料理やお弁当などには目もくれず(とはいえ本店限定いろどり御膳はお得そう)、やはり鰻屋では鰻を食べるのだということで、うな重(竹4400円)に肝吸い(330円)追加でいきました。ここの鰻のランクは松竹梅の順に上ということで、今はなき神戸・板宿の加奈井を思い出しました。
 

むっちゃ暑かったので、まずはビールをいただきながら焼き上がりをゆったり待ちます。
 

窓側の席を案内してくれたので、蓮でいっぱいの不忍池を眺めることが出来ました。上野には何度か来たことがあるけれどいつも短い時間だけだったので、今度来たら時間を取って公園をじっくり巡ってみたいです。
 

30分弱経ってうな重登場。鰻屋さんでは注文してから時間がかかるほど期待値が上がるんですが、お重にきれいな焼き目の蒲焼きがびっしり敷き詰められていて、やはり竹を選んで良かったなあと思いました。蒸しが入って柔らかくタレは辛目の当然関東風、調べてみたら半年ぶりの鰻だったようで、あっという間の完食でした。東京に来たら一食は鰻にしたいと思っていて、今回はここを選んで正解。次回は関西ではほとんど見かけないくりから(串焼きタイプの鰻)で一杯やりたいなあ。