先日梅田で妻と観劇の後、そんなにお腹は空いてないけれどちょこっと引っ掛けて帰ろうと茶屋町あたりをうろついていたら、こちらのお店「maspi」に出くわしました。表の看板を見たら、スペイン カタルーニャ料理とのことで、おおそれなら大好きな「カンバッシー」と一緒やん。生ハムとかフィデウアもあるし、ちょっとつまみながらグラスワインでもってことで入ってみることにしました。
店内に入るとグループ客が楽しそうに宴会しててカジュアルな雰囲気。カウンター席に座ってメニューを開くと、つまみっぽいのから一品まで色々あって、そんなにお高くないのもあるしちょうどええやん。
ってことで、グラスのスパークリングワインと料理を2品ほど選んでオーダーしました。
で、ワインを飲み始めたら出てきたのがこちら。大きめのげんこつ大の石に、おつまみが二つ。いわゆる突き出しというかタパスで、説明されたけど憶えられないほどけっこう凝った一品。これで、お、なんかちょっと違うぞと気付きました。(←鈍い)
オーダーした料理の一品目が「生チョリソとチーズのコロッケ」(880円)。メニューでは4個だけど、今見たら5個になっていたのは遅めの時間だったからサービスしてくれたんでしょうか。直径2cmほどの一口サイズで中身濃厚、お皿はブドウの葉っぱを模しているんでしょうか、コロッケの形状を含めてなんかオモロいことして来るやん。
で、二品目のこれには驚いた。一人分ずつ洗面器大の蓮の葉っぱみたいな形の黒いボウルの底に盛られて出てきたのは、イカ墨のフィデウア(パスタのパエリヤ)。上に載っかっているのは、しらすだったか白魚だったか、海老や黄色いソースとの色合いが美しい。カンバッシーで食べた多分現地風なイカ墨のフィデウアとは全然違ってて、すごく刺激的でした。こういうのをイノベーティブって呼ぶんですかねえ。
帰り際にお店の人に訊いたら夜のコースは6500円(メニュー読むだけでワクワク)、これにワインペアリングセットつけるとしたらプラス3300円で、かなり素敵な時間を過ごせることでしょう。あとで調べたら、本町の人気スペイン料理店・エチョラの支店だそうで、もう一軒ビメンディってのはもう少し気楽に行けそう。
スペイン料理やポルトガル料理ももっと経験してみたいなあ。
{お店データ}
住所:大阪市北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ
電話:06-6485-5566
営業時間:11時半~14時 17時半~22時
定休日なし
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