これまで何度もすぐ近くにいたのにチャンスを逃していた首里そばに、念願叶ってやっと行くことが出来ました。以前のブログでこんなエントリあげてるし、初めて知ってから15年以上経つねんなあ。
今回のホテルから近かったので頃合いを見計らって徒歩で出発し、ぶらぶらしながら到着したのが開店15分前。連休明けの平日だったせいか思ったほど並んでないなあと思ったら…
店を出る頃にはこんな状態になっていました。6台分の駐車場があるんだけど、前の車が出ないと後ろの車が出られない割り付けになっているので、ちょっと出入りが面倒そうです。
しばし待って開店。ここのそばは昔からの製法なので、とにかく一度は経験しておきたかったんです。(と思いつつ15年)
赤と黄色の沖縄のお箸「うめーし」やら琉球ガラスやらが沖縄っぽい雰囲気。民家っぽい雰囲気を残した店内はテーブル席と座敷席の両方あり、けっこう広々。フロアの担当の方の客さばきがいいので、回転はかなりいいです。
入って直後なのでこんな写真が撮れましたが、この後あっという間に満席。一日限定60食とかなので、これだけ席数があって回転が良かったらそりゃあ昼過ぎには売り切れになってしまいますわなあ。
メニューはそば・煮付け・おにぎり・じゅうしい(炊き込みご飯)と水ぜんざいのみ。地元の方の注文を見ていると、そばは頼まず煮付けとおにぎりみたいな方もちらほらいらっしゃいました。
妻と二人分でそば小(400円)中(500円)じゅうしい(200円)。ホテルの朝ご飯は控えめにしましたが、この時間ではさすがにまだこなれてないので煮付けは断念。
じゅうしいは見た目カラフルで上品な薄味。そしてそばには三枚肉・赤肉と2種が載っかり、そこにかまぼこと針生姜がプラス。ぱっと見で、びしっと決まってるというかなにか訴えてくるような迫力を感じます。クリアな出汁をすすってみると、シンプルな塩味で上質なかつお風味。そしてそばは沖縄独特のごわごわした食感が強めで、野太い味わいがあります。肉ッ気も食べ応えあるし、これで500円とはすごいコストパフォーマンス!
この不ぞろいさが手打ちの証。讃岐うどんなんかでも時々あるけど、これがまた楽しい。ゴワッとした麺の感触が好みに合わない方もいるかもしれませんが、僕はこういうの好きやなあ。それと脇役ではあるけれど、針生姜がいいアクセントになってると思いました。じゅうしいを妻とワケワケしたけど、それでもお腹パンパン…
食べ始めてしばらくして、猛烈な雨が降ってきてどうなることかと思いましたが、店を出てしばらく雨宿りしているうちに止んでくれて助かりました。15年来の念願が果たせてうれし。機会があれば是非また来たいです。
◎参考サイト:すばの細道/www.さとなお.com
↑僕が沖縄そば・首里そばを知るきっかけになった記事です。読み応えあります。
「首里そば」は那覇で人気の沖縄そばの名店!行列必須の人気メニューは?/Travel Note
↑首里そばだけでなく、幅広く沖縄地方のそばについて書かれています。
{お店データ}
住所:那覇市首里赤田町1-7
電話:098-884-0556
営業時間:11時半:~14時頃
定休日:日曜
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