橋を渡ってカキオコ「マぁー子」(岡山・日生町頭島)

2005年に初めて行って以来、冬になると岡山県の日生(ひなせ)までカキオコ(牡蛎のお好み焼)を食べに行っています。今シーズンは暖冬で昨年末までイマイチ気分が盛り上がらず、年が明けてやや寒くなってきたところでえて吉さんに声をかけ、ボチボチ行こうかということになりました。
当初は1月25日の予定でしたが、強烈な寒波が来るとの予報だったので道路の凍結が恐くて1日順延。本来は2シーズン前にうっかりミスで行けなかった「日生沖にある島・頭島」の「ふみ」に行きたかったのですが、1日ずらした火曜が定休日にあたり、残念ながら断念。代わりにどの店に行くかは現地に行ってからということにして、以前は船でしか行けなかった頭島に、昨年完成した「備前♡日生大橋」経由でドライブがてら渡ってみようということになりました。

日生沖の鹿久居島とその南側の頭島との間は以前から橋で繋がっていました。そして昨年4月、日生と鹿久居島を繋ぐ橋が完成したことにより、日生から頭島まで車で行くことが可能になりました。上の地図の黄色い星が頭島唯一の飲食店(と聞いていた)「ふみ」。

20160126マぁー子
鹿久居島(写真奥)と頭島とを結ぶ、美しい頭島大橋。

20160126マぁー子
牡蛎を養殖する筏が浮かぶ海を島々が囲み、周囲は自然が一杯。人工的なものがほとんどなくって、俗化してなくって、こりゃあとってもいいところじゃないですか。

20160126ふみ
時系列的には後の写真ですが、念のためふみまで行ってみたらやはりこの日はお休み。周囲一帯ひっそりしていたのは、どこも火曜定休なのかいつものことなのか。
ふみが休みなのは事前通りの承知の上。では日生の街まで戻ってどこでカキオコ食べようかって話になって、事前情報どおりでないあることがひっかかっていました。

20160126マぁー子
頭島で飲食店はふみが唯一のはずなのに、往路に頭島大橋を渡るなり忽然と現れたお好み焼ののぼり。こんな店があるなんて聞いてないぞ。まだ建って間もないであろう、いかにも備前♡日生大橋開通を機にオープンしました風のこのお店「マぁー子」には、ちょっとどうなんやろうという気もしましたが、どうせ日生に戻って新店にトライするならいっちょここにしてみるか、ってことでえて吉さんと意見が一致。さてどうなることやら。

20160126マぁー子
店に入ってみると、店主のマぁー子さんともう一方の二人体勢で、鉄板回りは計7席。他にテーブル席もありましたが基本的には鉄板前で食べるシステムの様子、僕らがお店に入った時はちょうど二席空席があり、その後どやどやと何人か入って来られました。
曜日のせいか場所のせいか地元率が高く、ほとんどのお客さんとお店の方が「○○ちゃん〜」と呼び合う間柄。「みかん持ってきたから食べてや〜」と差し入れがあったり、そのみかんを「これもらうで〜」とすぐさま食べ始める人がいたりと、なんかディープな讃岐うどん屋と共通するようなローカル感一杯でとってもイイ感じです。

20160126マぁー子
カキオコは1000円、その他メニューはけっこう安め。紙で隠してあるネタはえびで、牡蛎と反対に春から秋にかけてが旬だそうです。シーズン通してかき氷もやってますが、さすがにこの日注文してる人は見かけませんでしたw

20160126マぁー子
カップに入れたキャベツにコナを加えざくっと混ぜて鉄板に開け、その上にさらにキャベツを載せたのち牡蛎を9粒。昨シーズンに比べて牡蛎の出来はいいようで、粒が大きく身もふっくら。土台がかなりデカいので牡蛎の盛りがイマイチに見えますが、充分たっぷり載っかっています。マぁー子さんに伺ったところ、お店がオープンしたのは昨年8月。それまでどこかで修行してたんですかと訊いたら、経験なくいきなりお店を始めたそうです。まあ家庭では焼いてたでしょうからね。

20160126マぁー子
最初にひっくり返した時に「キュ〜ッ」って音がして牡蛎に熱が加わっているのがわかります。もう一度ひっくり返してみると、牡蛎はあまり縮むこともなく鉄板で直に焼かれておいしそうな焼き色。

20160126マぁー子
ソースをたっぷりかけて青のり振ってかつおぶしと紅生姜を散らして、ここまでがディフォルト。あとは好みでソース追加・マヨネーズかけ・七味振りかけなどご自由に。

20160126マぁー子
日生の街ん中にある「もりした」のようにきちっと料理してますって感じではないし、焼加減もサクッとではなくトロッと系ですが、これはこれでアリ。スマートではないけれど素朴というか家庭的というか。見た目通り牡蛎は食べごたえがあって、もちろん臭みなんかなし。一枚食べたらけっこう満腹になるので、さすがにハシゴする気にはなれませんでした。

20160126マぁー子
地元の皆さんは牡蛎なんて食べ飽きてるのか、カキオコ率は低いようでした。マぁー子さんによるとミックスはネタが3種入って750円とお得メニューだとか。手前のお好み焼に載っかっている黄色いのがメニューにあった謎のネタ・コロで、その正体はスジ肉を煮たものでした。僕らが普段食べてるスジコンとはだいぶ違ってるようで、これも興味ありです。お好み焼は美味しかったし、お店の雰囲気がローカル色いっぱいで旅に来た感もあり、店の目の前には頭島大橋と海からなる美しい風景が広がっていて、トータルでこりゃギャンブル成功って感じでした。

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橋が開通したばかりの時期は観光客が殺到して島は大変だったそうで、「何もないじゃないか!」って怒る人もいたとか。違う違う、何もないからいいんですよ。それがわかる方は、是非橋を渡って頭島まで行ってみて下さい。

{お店データ}
住所:岡山県備前市日生町日生3464-1(鹿久居島から頭島に渡ってすぐ)
電話:090-6431-7374
定休日:水曜
営業時間:10時~17時(17時以降は5名以上予約の場合のみ営業)


「橋を渡ってカキオコ「マぁー子」(岡山・日生町頭島)」への2件のフィードバック

  1. 美味しいお店を見つけ出す ish・えてコンビの嗅覚の鋭さにはびっくりポンですw ほんと当たりくじを引く確率高いですね。日生に行く機会があれば参考にさせていただきます。

  2. LAKSAさん>
    嗅覚と言うよりは、ダメ元精神でしょうなw
    もちろんはずれもあるんですよ〜

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