今回の旅の3日目、松本から中津川へは敢えて高速道路を使わず国道19号線をのんびり南下しました。道中はやたら道の駅が多く、急いではいなかったので見かける度に寄っていたのですが、そのうちの道の駅・信越さかえで見かけたのが「あんぼ」。信州名物「おやき」は数十年前にたまたま出会って以来ファンなのですが、一見それに似たあんぼは見るのも名前を聞くのも初めてでした。
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おやきの皮は小麦製。小麦が採れないこの辺りの地域では、米粉を使った皮で野菜やあんこなどを包んであんぼを作るのだそうです。
お土産に買って帰って、オーブントースターで焼いてみました。米粉なのでもう少しお餅っぽいかと思ったら、さほど粘りっ気はないけれど、おやきの皮よりはモチッとしています。黙って出されたらあんぼかおやきかわからないかも知れませんね。
中身の甘辛きのこがいかにも信州っぽくっていい。香りがよくシャキッとした食感も残っていて、味噌味もいい塩梅。おやきも買っていたので一個しか買わなかったのがちょっと悔やまれます。またいつかどこかで出会えるかなあ。
◎参考動画
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