(前編からの続きです)
程なくやってきました、ここでは外せないシチュー。真っ黒けでようわかりませんが、今回は(左)ビーフ(右)タンの盛り合わせ。ズバッと切り分け、まずはビーフをmyblackmamaさんにどうぞとおすすめしたところ…
口に入れるやいなや「うわっ!」と声が出て、目を覆ってはります。やった〜!\(^_^)/ この方がおいしくて涙を流すシーンを見るのは僕はこれが二度目。「こんな料理食べたことない〜」といいながら喜ぶ姿を見て、わざわざ遠くまで一緒に来てもらって本当に良かったと思いました。側で様子を見ていたマダムにも、その感激が充分に伝わったと思います。かなりなレベルまで自分で料理する方だけに、このソースにかかっている手間とその凄さが一瞬で理解できるのでしょうね。ビーフもタンもあっという間に平らげて、セットに付いているご飯を全部投入し、残すことなくソースもきれいさっぱりいただきました。
ここまででそれなりに食べたけれど、まだなんか〆として食べたい。あれこれ考えているうちに、ふといつかの週替わりランチで見かけたモノを思い出し、もし可能ならとマダムに相談。厨房に訊いてもらったところ、時間がかかってもいいならということで、わざわざ作ってもらえることになりました。
なんだかんだ話してるうちに登場したのが、こちら「海老のグラタンライス」。クリームコロッケは何度も食べてるけど、ここでライスグラタン系を食べてみたいと以前から思ってたんですよね。お店としても予定外の料理なので、わざわざベシャメル作るところからやってくれました。(無理言ってスミマセン)
スプーンでざっくりすくい取ったら、ご飯は予想外のサフランライス。サフランと海老とバターの香りが一帯となって、こりゃあ洋食の一つの醍醐味ですなあ。旨い旨いと2人でバクバク食ったので、断面写真を撮るのをすっかり忘れていました。これ食べながら、昔々たまに父が連れて行ってくれた店の名物「エビカニ飯グラタン」というのを思い出していました。今度はケチャップ系のライスグラタンも食べてみたい〜
2人とも甘いのもイケるので、デザートはそれぞれフルーツやシャーベットも載っかったチーズケーキとプリンの2種をいただきました。これ食べて、myblackmamaさんは意識的に砂糖超控えめにしてあることを指摘。三代目いわく、料理の後で重すぎないように、通常レシピの(確か)6掛けくらいしか砂糖を使ってないのだとか。今まで何度も食べてるのに、そんなこと僕はなーんも考えてませんでしたw
初トミーのmayblackmamaさんに涙を流すほど喜んでもらい、上機嫌でトミーを出発。徒歩でいつものスーパーに寄ったりしながらテケトーに駅方向へ。余り行ったことがない駅の西側の福井城址(福井県庁もあり)では、桜が五分咲き。福井では僕らが行った前日に桜の開花宣言があって、その2日後には満開宣言と史上最速だったそうです。出発当日の朝、マダムから「三分咲き程度ですよ〜」と連絡が入っていたのですが、食後にはここまで咲いてくれたおかげで予想外の花見も出来ました。
今度トミーに来るのは夏かなあ。
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